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東芝の下請け会社との闘い 

kage

2017/04/24 (Mon)


『 私は1人ではない!たたかい続けます。』
ーーー ジャパンマテリアル ーーー


 2014年4月1日、会社に籍を置いたまま会社に対し裁判を起こしました。内容は労働契約法違反(賃金減額)です。本提訴直後、会社は私への貸与物全てを没収し、会社に置いていた私の持物全てを自宅に持って帰れと強制し36日間の自宅待機を命じられました。自宅待機解除後はこれまでと全く違う仕事(事業所1F~3Fの階段と廊下の拭き掃除、事業所周辺の草取り、2.5kmにわたる道路のゴミ拾い、駐車場の清掃など清掃業務)を命じられました。更に回覧板名簿から私の名前を消され社内ランを切られ会社の全ての情報を遮断されました。会社は従業員に“私の無視と村八分”を命じました。私が会社を提訴したことに対する報復が始まったのです。同年9月末、私は会社の報復に対し追加提訴(パワハラ、人格権の侵害)しました。つまり2つの裁判を起こしたのです。一審判決後双方が控訴し2017年3月30日名古屋高等裁判所で控訴審判決が出ました。本訴は残念ながら希望する判決は得られませんでしたが、追加提訴は会社の違法行為が認定されました。

 そもそも私が裁判を起こした究極の目的は、“会社と労働者が対話出来る企業風土、健全な労使関係を構築すること”でした。その為には労働組合が絶対必要との信念がありました。裁判と並行し労働組合結成の行動を起こしました。連合幹部と会い組合結成の相談をしましたが大手企業志向の連合とは考え方が異なりお断りしました。その後、ある有力者を通し管理職ユニオン幹部を経てユニオンみえの広岡書記長を紹介して頂きました。その後、数回お会いしました。裁判(第一審)の証人尋問の際、広岡書記長と執行部の福田さんが裁判所に応援に来て下さいました。次第に『ユニオンみえさんは信頼できる仲間』と思えるようになりました。
 
 私は2017年3月31日で60歳定年になりました。2016年6月から会社に定年後も再雇用を希望しましたが会社は私を雇用したくないので再雇用条件の壁を高く設定してきました。そこで広岡書記長に相談しました。3回目の団交でようやく労働条件も決まり再雇用が決定しました(2017年2月28日)。ところが3月31日(金)午後5時、定年退職の30分前に会社は再雇用契約の破棄を言ってきました。(詳細のやり取りは省略させて頂きます)
 
 また会社と闘いが始まりますが、私は絶対に負けません。精神的に落ち込んでもいません。私は“益々、元気です”。何故なら、私にはユニオンみえの仲間がいます。一人ではないのです。連帯と団結があります。


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 私は現在“ユニオンみえ東芝関連ユニット”を結成し、東芝四日市工場前でビラ配布や拡声器を使い、労働者の味方“ユニオンみえ”組織拡大に向け活動しています。
 これからも“連帯と団結”のもと、各職場で“健全な労使関係の実現”を目指し頑張ります。

 “ユニオンみえ”に加入して精神的ストレスから解放されました。心身共に健康になりました。これからも、よろしくお願いいたします。    <ローカルネット  I>



<Don2 63号より>

ついに組合の完全勝利!!  ― U土木 ―

kage

2017/04/24 (Mon)


 ついに組合の完全勝利!


 U土木で、解体・左官業として働いていた2名の組合員が、「仕事が無いので休んでいてほしい。」と辞めさせるための常套手段を言われ続け不安になり、ユニオンみえに相談・加入。2015年12月、組合は団体交渉を申し入れた。しかし、会社は「労働者ではない」として団交を拒否し続けてきたため、団交に応じる様、会社の前で街宣行動を展開したが、会社は頑なに応じようとはせず、2名の組合員に対し津地裁と同・伊賀支部に各々、地位・債務不存在確認訴訟を起こしてきたことから、本人訴訟で対抗し、さらに会社の団交拒否に対しては、三重県労働委員会に不当労働行為救済申立を行い、この間、闘い続けてきた。

 そんな中、2016年9月、以前から組合に加入しているGさんが、上辻土木に先の2名と同じように雇用され、同じ問題が生じていた。会社は、「確認書」にサインするようGさんに強要し、期間の定めのない社員という認識で勤務してきたGさんに対し有期契約もしくはアルバイトとして働くことを強要し、社会保険に加入させないアルバイト的な働かせ方を本人の同意を得て行おうとする「有期雇用とし、社会保険には自分の意思」とする会社にのみ都合の良い働かせ方を強いる悪質な対応を行ってきた。不審に思ったGさんはサインを拒否し、組合は団交を申し入れたが、「労働者ではない」と先の2名と同じ理由で団交を拒否してきたため、組合は団交拒否として別件で三重県労働委員会に再び不当労働行為救済申立を行った。

 裁判での証人尋問は組合員本人が尋問し、会社の社長を追い詰め、見ごたえのある展開となった。会社はその間、2名の組合員は労働者ではなく請負だという主張を繰り返していたが、現に1名には会社の労災を使っており、2名に対し業務管理も指揮命令もすべて会社が行っていた。さらに、会社のネーム入りの制服も支給し、会社の忘年会や慰安旅行にも会社が費用を全額負担していたこと等から、会社が「請負」だという主張を押し通すことにはかなり無理があった。

 さらに、これまで委員調査が続いていた労働委員会でも1月23日に証人尋問が行われた。この日はユニオンみえの統一行動日に設定され、多くの仲間が応援にかけつけた。「うちには従業員はいない」という主張を繰り返す社長に対し、県に申請して手に入れた会社の情報開示資料内の“従業員数”欄に、従業員の人数が明記されていることから、社長に「従業員欄にある○名の従業員は誰と誰のことですか。」と追及すると、社長が当該組合員の名前をうっかり述べてしまう等、終始社長を追い詰めることのできる充実した内容で尋問が展開され、労働委員会では、3月13日の和解協議にて組合の主張がほぼ認められる内容で和解することとなった。また、3月21日の裁判でも無事和解することとなり、上辻土木との闘いは、組合の完全勝利というかたちで終止符が打たれた。

 社会からひとつでも多く悪質な会社を減らすことが出来るよう、ユニオンはこれからも闘い続ける。



■  闘 い を 終 え て ・・・・・ ■

 会社から何の保障もなくクビをきられ、会社に保障を求めても返事がなく、監督署へ行っても取り合ってもらえず、すぐユニオンへかけこみました。話をきいてもらい、団交を申し入れましたが、会社は不誠実な対応でした。こんな状況にもかかわらず、最後は裁判・労働委員会ともに労働者として認められ、おおむねこちらの主張で和解となりました。思いのほか時間がかかり、終わってみれば1年半が経過していました。でも、あきらめずユニオンを信じて闘い続け、いろいろと勉強させてもらいました。
ありがとうございました。 (ローカルネット S)



<Don2 63号より>

MWG 非正規差別を許さない闘い、続く

kage

2017/04/24 (Mon)


 非正規差別は絶対に許さない
 ーーー 松尾製作所 ーーー


 愛知県、大府市にある松尾製作所のブラジル人労働者の闘い。会社は昨年8月、契約社員の労働条件を一方的に切り下げてきた。これに対し、マツオワーカーズグループ(MWG)を結成し、ユニオンの東海ネットの仲間の応援を受けながら、5回の団交を重ねてきた。

 会社は「契約社員には感謝している。」との発言とは裏腹に、不誠実団交を繰り返し、問題の解決を図ろうとしない。昨年12月に開催された団交で会社の常務が組合の要求に対し具体的な回答を約束し、前進するかに見えたが、会社はこれまでの弁護士を解任し、新たに西脇という経営法曹団の弁護士を雇入れ、組合の要求に対し、全てゼロ回答を出してきた。労働契約法の改正で、社員との差別待遇の是正が求められている通勤手当や食事手当などの福利厚生についても、西脇弁護士は「法律で定められているわけではない。同一労働同一賃金で具体的に法律で定められた時点で検討する。」と、ふざけた回答をしてきた。組合員を焦らし、組織の壊滅を狙ったあくどい対応だ。

 会社の狙いを見抜いたリーダーのKさんは「絶対にあきらめない。」と決意を新たにした。

 ユニオンみえの17春闘はこれからが本番だ。松尾製作所ではこれまでの賃下げ問題に加え、17春闘要求として契約社員全員、一律、時給で150円の賃上げ要求を行っている。

 MWGの闘いはSPUの闘いに引き続くユニオンみえの柱になる闘いであり、また、17春闘の柱になる闘いだ。

 ユニオンみえは、松尾製作所による非正規労働者への労働条件の切り下げ、差別を許さず、正社員との平等な処遇を実現する闘いを、東海地域のユニオンの協力を得ながら、組織を挙げて闘っていきたい。



<Don2 63号より>


4.9 ユニオンみえ17春闘決起集会・公開市民講座『トランプの登場で世界はどう動くか』 開催される。

kage

2017/04/24 (Mon)


 4.9 ユニオンみえ  17春闘決起集会  


 4月9日、午後1時よりユニオンみえの「17春闘決起集会」が開催された。

 サン・ワーク津の会議室は、小雨もようの日曜日にもかかわらず、分会や個人加盟のローカルネットの組合員が次々と集まって50名以上のメンバーでいっぱいになった。最初に、塩田委員長からあいさつがあり、アメリカのトランプ政権や日本の安倍政権の独断的政治が強まる中で、労働者の政治の自由や権利が制約されようとしているのに抗して、自分達のたたかう力を一層強めていく必要があり、今春闘をその一環としてたたかう決意が述べられた。

 広岡書記長からは、本部としては4月12日から14日までオルグ団を組み、各職場を激励に回ることが話され、各分会・個人の争議やたたかいの報告がなされた。「私たちは、大幅賃上げを勝ち取り、職場の労働条件を改善するために全力を尽くす」という集会決議を全員の拍手で確認した。

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 最後に、塩田委員長の音頭で団結ガンバローを三唱して、今春闘への決意を固めあった。




公開講座・『世の中を動かすのは、民衆の力』を教えられた


4月9日、ユニオンみえの17春闘決起集会に引き続いて、ユニオンみえ公開講座が開催された。今回は早稲田大学助教のマニュエル・ヤン先生に、『トランプの登場で世界はどう動くか』と題して講演して頂いた。

 ヤン先生は、アメリカの公民権運動をはじめとした民衆運動の歴史をアメリカ独立にまで遡って話をされた。例えば、アメリカ独立運動の父といわれているワシントンも、結局はアメリカインディアンの人たちを人間として扱わずに、彼らの土地や財産を略奪しながら、アメリカの「市民社会」をつくってきた。黒人奴隷の解放運動としておこなわれたことも、北部の工業地域での黒人労働者を低賃金、無権利で使用するためにおこなわれてきたものだった。


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 黒人の解放運動は、白人が黒人を人として扱わず、白人が黒人を暴行しても殺しても罪に問われない社会が長く続いていた中で黒人の抵抗運動としてたたかわれてきたものであった。
支配階級のいろいろなグループがそれぞれ政権を動かしてきたが、結局それは支配階級のものでしかなかった。

 例えば、オバマが大統領になったとき、核廃絶とか格差をなくすとか、いろいろ耳ざわりの良いことを言ったけれども、何も変わらなかった。核廃絶を言いながら、政府の核兵器開発予算は増やされたし、黒人出身大統領として「チェンジ」を主張しながら、黒人に対する差別を廃絶する実際の政策は一向に進められなかった。

 むしろトランプはもともとの「政治家」ではないだけに、排外主義をあおり核軍拡をはじめ、支配階級の欲求を露骨に主張しているだけに、わかり易くなっているのだとヤン先生は話してくれた。オバマが大統領であろうと、トランプが大統領であろうと支配階級のグループの違いであり、アメリカの政治の基本は変わらないことをしっかり見据えることが大事だと教えて頂いた。

 民衆の運動が歴史を変えていく原動力になることをしっかりと踏まえて、わたしたちも運動をつくり、社会に関わっていくべきだと思った。



<Don2 63号より>

3.4 CUNN 最賃キャンペーン 『時給1,500円に!!』 津駅前でアンケート実施

kage

2017/04/24 (Mon)


3.4 CUNN最賃キャンペーン 

時給1,500円を掲げて津駅前でキャンペーン


 3月4日の午前中、津駅東口で「最低賃金時給1,500円、いますぐ1,000円に」の街頭キャンペーンをしました。ユニオンメンバー10人ほどで、おそろいの黄色いジャケットを着て、通行する市民に「最賃時給1,500円に」を呼びかけるチラシを配りました。宣伝カーを使っての呼びかけで、最賃をいくらにするのが望ましいか、を問いかけるアンケートも呼びかけました。

 土曜日の昼前、期待に反して津駅前は人通りが少なかったですが、チラシを受け取って熱心に目を通す労働者風の若者がいたり、「その通りだね。がんばってください。」と声をかけてくれるおばさんたちがいたりで、こちらが元気をもらう場面もいくつかありました。


最賃x



 ユニオンみえは、今春闘で、職場でも企業内最低賃金を時給1,500円以上にするよう要求を掲げてたたかっています。中小企業でなかなか実現するのはむずかしい条件もありますが、企業内最賃を意識的に持ち出す意味は大きいと思います。

 非正規で働く労働者は最賃に強く影響されています。企業内最賃を春闘交渉のひとつとしてたたかっていくことが定着していけば良いと思います。



<Don2 63号より>

3.4 さようなら原発三重パレード 今年も約700名が集結

kage

2017/04/24 (Mon)



3.4 さようなら原発三重パレード


 まだ肌寒さの残る3月4日、さようなら原発三重パレードが行われました。今年は例年と違い、第1部として原子力研究の第一人者、小出裕章さんに講演をしていただき、その後で市内のパレードをやるという形で行われました。

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 小出さんは、原子力発電という夢のエネルギーの実現の為に自分の一生をかけ、研究を続けてこられました。しかし、原子力発電のことを知れば知るほど、その危険性や核生成物の処理の問題、問題の解決どころをただ単に将来に、次世代に先送りしているに過ぎないことを知り、それからは一貫して反対運動に取り組んで来られた方です。まず最初に、小出さんは原子力発電と言うと、何か特殊な発電方法と思われるかも知れないが、実は火力発電と同じ蒸気機関を使った発電であること、しかし、決定的に違うことは、原子力発電によって生まれた核生成物を消す力、無毒化することが現在の科学力ではできない事を訴えられました。

 外国のように安定した地層に深く埋め立て処分をしようとしても、世界有数の地震国である日本では到底無理な話です。ほぼ永久的と言っても良い年月、10万年に亘って生命環境から隔離し続ける事は、文字通り不可能です。その上で小出さんは「大切なことは自分で始末できない毒物を生まないこと」だと、自戒を込めて語られました。皆さんも思い出してください。6年前の福島第一原発の事故が起こる前、日本政府、そして原子力を推進してきた人たちは何を言っていたのか。「日本の原子力は世界一安全です。スリーマイル島の事故もチェルノブイリの事故も日本では起こりません。」と。ありもしない安全神話を作り上げていた事を。そして残念ながら悲惨な事故が起こってしまったにもかかわらず、またぞろ現在停止中の原発の再稼働に着手し始めているのです。

 今現在避難生活を送らざるを得ない8万数千人の人々の生活を思いやる事も無く、援助も中止するという人間らしからぬ方針を打ち出しています。「なぜ、日本政府とりわけ安倍政権は原子力発電にこだわるのか、それは核兵器を製造する能力を持つ事、潜在的核保有国たる地位に固執しているからだ。」と、小出さんは現政権のドス黒い腹のうちを明らかにしてくれました。最後に小出さんは、原発を作らせなかった、芦浜原発を阻止した地元三重の人たちに警鐘を込めてパワーポイントを使って訴えられました。実は遠いと思っている福井県の高浜原発が、福島原発の事故で避難区域に指定されている地域の地図を重ね合わせると、三重県はほぼ全ての地域がその中に入ってしまうことを、もっと身近な問題として考えて欲しいと。

行進


 集会に参加した人たちは、「すべての原発をやめましょう!」というアピールを採択し、パレードに移っていきました。
 お城西公園を出発し、中電三重支社前、津中央郵便局、そして出発地のお城西公園まで約2kmを元気よくパレードしました。

 原発いらない・再稼働反対・3.11忘れないで・高浜原発再稼働反対・川内原発再稼働反対・浜岡原発再稼働反対・いのちを守れ・暮らしを守れ・未来を守れ・子供を守れ・全ての原発再稼働反対のかけ声を上げながら沿道の人たちにアピールし、700名の隊列で訴えてきました。




<Don2 63号より>