2017 09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 11

メカウィングス:名古屋地裁、「解雇無効」認定

kage

2009/06/04 (Thu)

――賃金仮払いを命令――

■Nさん:偽装請負告発の先頭に立つ
三重県いなべ市の三幸電機で働いていた
ユニオンみえ組合員・Nさんが、
名古屋市名東区に本社を置く人材供給業者・
メカウィングス(代表取締役:内藤小夜子)から
解雇されたことに対し、
賃金仮払いなどの仮処分申請を行なっていた問題で、
名古屋地裁・奥村周子裁判官は4月30日、
Nさんに対する解雇を無効と認定し、
賃金仮払いを命じる決定を言い渡した。
Nさんは同社従業員の中でいち早く労働組合に加入し、
三幸電機での直接雇用を求めて
メカ社と三幸電機間の偽装請負を労働局に申告した際は
筆頭申告者になるなど、
職場における労組活動の先頭に立ってきた。
Nさんは一貫して、
メカウィングスによる解雇は組合活動を嫌悪した
不当労働行為であると訴えていた。

■「派遣契約解除は解雇理由にならず」
メカウィングス側は裁判の中で、
Nさんが登録型の派遣労働者であり、
派遣先から労働者派遣契約を終了された以上、
解雇には合理的理由があると主張していた。
これに対して名古屋地裁は、
そもそもNさんとメカウィングスとの間には
登録型派遣労働者としての契約が
成立していたとは認められないと認定。
(もともとNさんは当初偽装請負で
 契約書もなく働かされた
 「期間の定めのない」労働者であり、
 2008年6月に突然署名するよう迫られた
 登録型派遣の期間雇用契約の契約書へのサインも
 拒否しているという事実がある。
 メカウィングス側は、
 他の労働者はこれに合意しているのであるから
 Nさんも期間の定めのある労働者だと強弁したが、
 裁判所から
 「(メカウィングスが)他の従業員について,
  ……有期雇用契約とする旨の合意を得ていることは,
  これ(Nさんが期間の定めのない労働者であること)を
  左右する理由にはならない」と一蹴されている)。
名古屋地裁は、
Nさんがメカウィングス社に常用雇用されていた以上、
三幸電機との派遣契約の解除を理由として
直ちにNさんとの雇用契約を終了することは
できないとした。

Nさんを支援してきた
ユニオンみえの広岡法浄書記長は、
「三幸電機はNさんらを過去、
 偽装請負で働かせてきた。
 すでに労働局に申告済みである。
 派遣に切り替えたこと自体が違法であり、
 三幸電機は全ての派遣契約を解除し、
 全派遣労働者を直接雇用しなければならない。
 Nさんの解雇が無効である以上、
 三幸電機はNさんも含めた全『派遣労働者』を
 1日も早く直接雇用するべきだ」と話した。


【参考記事】
メカウィングス:賃金支払いの仮処分決定
三重労働局、労働者の申告を一年以上放置


労働組合:ユニオンみえ(三重一般労働組合)
三重県の個人加盟制労働組合。
連合単産全国ユニオン加盟。
コミュニティユニオン東海ネットワーク、
コミュニティユニオン全国ネットワーク加盟。
1958年結成。
住所:〒514-0003
     三重県津市桜橋3丁目444
電話番号:059−225−4088
FAX:059−225−4402
ホームページ:『ユニオン みえ』
http://homepage3.nifty.com/union-mie/
電子メール:QYY02435@nifty.ne.jp
関連記事
スポンサーサイト

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック