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4.9 ユニオンみえ17春闘決起集会・公開市民講座『トランプの登場で世界はどう動くか』 開催される。

kage

2017/04/24 (Mon)


 4.9 ユニオンみえ  17春闘決起集会  


 4月9日、午後1時よりユニオンみえの「17春闘決起集会」が開催された。

 サン・ワーク津の会議室は、小雨もようの日曜日にもかかわらず、分会や個人加盟のローカルネットの組合員が次々と集まって50名以上のメンバーでいっぱいになった。最初に、塩田委員長からあいさつがあり、アメリカのトランプ政権や日本の安倍政権の独断的政治が強まる中で、労働者の政治の自由や権利が制約されようとしているのに抗して、自分達のたたかう力を一層強めていく必要があり、今春闘をその一環としてたたかう決意が述べられた。

 広岡書記長からは、本部としては4月12日から14日までオルグ団を組み、各職場を激励に回ることが話され、各分会・個人の争議やたたかいの報告がなされた。「私たちは、大幅賃上げを勝ち取り、職場の労働条件を改善するために全力を尽くす」という集会決議を全員の拍手で確認した。

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 最後に、塩田委員長の音頭で団結ガンバローを三唱して、今春闘への決意を固めあった。




公開講座・『世の中を動かすのは、民衆の力』を教えられた


4月9日、ユニオンみえの17春闘決起集会に引き続いて、ユニオンみえ公開講座が開催された。今回は早稲田大学助教のマニュエル・ヤン先生に、『トランプの登場で世界はどう動くか』と題して講演して頂いた。

 ヤン先生は、アメリカの公民権運動をはじめとした民衆運動の歴史をアメリカ独立にまで遡って話をされた。例えば、アメリカ独立運動の父といわれているワシントンも、結局はアメリカインディアンの人たちを人間として扱わずに、彼らの土地や財産を略奪しながら、アメリカの「市民社会」をつくってきた。黒人奴隷の解放運動としておこなわれたことも、北部の工業地域での黒人労働者を低賃金、無権利で使用するためにおこなわれてきたものだった。


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 黒人の解放運動は、白人が黒人を人として扱わず、白人が黒人を暴行しても殺しても罪に問われない社会が長く続いていた中で黒人の抵抗運動としてたたかわれてきたものであった。
支配階級のいろいろなグループがそれぞれ政権を動かしてきたが、結局それは支配階級のものでしかなかった。

 例えば、オバマが大統領になったとき、核廃絶とか格差をなくすとか、いろいろ耳ざわりの良いことを言ったけれども、何も変わらなかった。核廃絶を言いながら、政府の核兵器開発予算は増やされたし、黒人出身大統領として「チェンジ」を主張しながら、黒人に対する差別を廃絶する実際の政策は一向に進められなかった。

 むしろトランプはもともとの「政治家」ではないだけに、排外主義をあおり核軍拡をはじめ、支配階級の欲求を露骨に主張しているだけに、わかり易くなっているのだとヤン先生は話してくれた。オバマが大統領であろうと、トランプが大統領であろうと支配階級のグループの違いであり、アメリカの政治の基本は変わらないことをしっかり見据えることが大事だと教えて頂いた。

 民衆の運動が歴史を変えていく原動力になることをしっかりと踏まえて、わたしたちも運動をつくり、社会に関わっていくべきだと思った。



<Don2 63号より>

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