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3.4 さようなら原発三重パレード 今年も約700名が集結

kage

2017/04/24 (Mon)



3.4 さようなら原発三重パレード


 まだ肌寒さの残る3月4日、さようなら原発三重パレードが行われました。今年は例年と違い、第1部として原子力研究の第一人者、小出裕章さんに講演をしていただき、その後で市内のパレードをやるという形で行われました。

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 小出さんは、原子力発電という夢のエネルギーの実現の為に自分の一生をかけ、研究を続けてこられました。しかし、原子力発電のことを知れば知るほど、その危険性や核生成物の処理の問題、問題の解決どころをただ単に将来に、次世代に先送りしているに過ぎないことを知り、それからは一貫して反対運動に取り組んで来られた方です。まず最初に、小出さんは原子力発電と言うと、何か特殊な発電方法と思われるかも知れないが、実は火力発電と同じ蒸気機関を使った発電であること、しかし、決定的に違うことは、原子力発電によって生まれた核生成物を消す力、無毒化することが現在の科学力ではできない事を訴えられました。

 外国のように安定した地層に深く埋め立て処分をしようとしても、世界有数の地震国である日本では到底無理な話です。ほぼ永久的と言っても良い年月、10万年に亘って生命環境から隔離し続ける事は、文字通り不可能です。その上で小出さんは「大切なことは自分で始末できない毒物を生まないこと」だと、自戒を込めて語られました。皆さんも思い出してください。6年前の福島第一原発の事故が起こる前、日本政府、そして原子力を推進してきた人たちは何を言っていたのか。「日本の原子力は世界一安全です。スリーマイル島の事故もチェルノブイリの事故も日本では起こりません。」と。ありもしない安全神話を作り上げていた事を。そして残念ながら悲惨な事故が起こってしまったにもかかわらず、またぞろ現在停止中の原発の再稼働に着手し始めているのです。

 今現在避難生活を送らざるを得ない8万数千人の人々の生活を思いやる事も無く、援助も中止するという人間らしからぬ方針を打ち出しています。「なぜ、日本政府とりわけ安倍政権は原子力発電にこだわるのか、それは核兵器を製造する能力を持つ事、潜在的核保有国たる地位に固執しているからだ。」と、小出さんは現政権のドス黒い腹のうちを明らかにしてくれました。最後に小出さんは、原発を作らせなかった、芦浜原発を阻止した地元三重の人たちに警鐘を込めてパワーポイントを使って訴えられました。実は遠いと思っている福井県の高浜原発が、福島原発の事故で避難区域に指定されている地域の地図を重ね合わせると、三重県はほぼ全ての地域がその中に入ってしまうことを、もっと身近な問題として考えて欲しいと。

行進


 集会に参加した人たちは、「すべての原発をやめましょう!」というアピールを採択し、パレードに移っていきました。
 お城西公園を出発し、中電三重支社前、津中央郵便局、そして出発地のお城西公園まで約2kmを元気よくパレードしました。

 原発いらない・再稼働反対・3.11忘れないで・高浜原発再稼働反対・川内原発再稼働反対・浜岡原発再稼働反対・いのちを守れ・暮らしを守れ・未来を守れ・子供を守れ・全ての原発再稼働反対のかけ声を上げながら沿道の人たちにアピールし、700名の隊列で訴えてきました。




<Don2 63号より>

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