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悪質産廃運送会社、運搬許可取り消し

kage

2016/10/25 (Tue)

 
悪質産廃運送会社、運搬許可取り消し
― トヨカフードリサイクル ―

 
 前号でも紹介した伊賀市にある産廃運送会社、トヨカフードリサイクルですが、実は、産廃の運送事業の認可しか無く、リサイクルをしてはならないにもかかわらず、引き取った食品を転売し、不当に利益を得ていたことが、ダイコー事件をきっかけに、県当局による査察により発覚し、産業廃棄物運搬許可を取り消されることがほぼ確実な事態となり、業務を停止してしまいました。

 会社とはこの間、数度にわたる団体交渉を行ってきたのですが、契約書では月額賃金となっていて、週40時間で計算すると、時間あたり1,200円以上になるにもかかわらず、社長が頑なに「時給1,000円で雇用していた。」と譲らず、組合側が主張する契約書に記載された月額に基づいて賃金、時間外手当を払えという要求には団交に同席した社会保険労務士でさえ、私たち組合側の主張に理があるとして社長の説得をしたのですが、社長が同意せず、そのまま今の事態に至ってしまっています。組合は、伊賀労働基準監督署に対して、契約に基づいての賃金および待機時間を労働時間と認めての賃金を支払わせるべく、未払い賃金の申告をしています。

 
 会社側は、9月中旬に従業員説明会を開いたのですが、これまでの仕事を続けたい人は、新しく事業を引き継ぐ会社に紹介はする。しかし、採用・不採用は会社の都合次第。トヨカフードリサイクルに残りたい人は残っても良い。ただし、時給1,000円で会社の残務整理をしてもらうという内容で、先の見通しは全く無く、そもそも一日あたり8,000円では生活していけないという現場からの声に対して、会社の雇った弁護士は平然と従業員の雇用は守ってやっているんだと言わんばかりの態度です。

 こうした会社のふざけた対応には、「ふざけるな、俺たちの生活を考えたことがあるのか。みんな家族を背負って生きているんだ!こんなことになった責任は社長にある。責任を果たせ!」と、怒りの声が上がりました。

 これから先、厳しい状況が待ち受けていると思いますが、組合は、働く者としての誇りを持って、会社側を追及し、社長の居直りを許さない闘いを続けていきます。

<Don2 61号より>





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