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斉木運送・社長の息子(弁護士)が組合にスラップ訴訟⇒棄却!会社側敗訴!!

kage

2016/10/25 (Tue)


斉木運送・社長の息子(弁護士)が、組合および組合員を相手にスラップ訴訟--------→ 棄却!会社側敗訴!!


 今年の1月にユニオンみえに加入し、闘い続ける斉木運送分会及びその組合員、さらに、ユニオンみえ、ならびに広岡書記長に対し、斉木運送の社長の息子(弁護士)と、同社代理人の大佛弁護士が組合の街宣活動を禁止する仮処分裁判を起こしてきた。
 
 両弁護士は斉木運送の2階の運転手の休憩室を弁護士事務所に改装し、業務をしているのですが、「組合の街宣等の活動は業務の妨害にあたる。」として、これの禁止を求め、違反したときは訴えを受けた組合及び組合員らが連帯して1日につき100万円の金員を求めるという、裁判所を利用して組合の活動を禁じる間接強制・スラップ訴訟だった。

 裁判所から7月6日に出頭するようにとの文書と連帯して1日100万円を支払えという訴状が7月2日から3日にかけて各組合員の自宅及び組合に郵送されてきた。組合員はびっくり。早速、これまで代理人を引き受けてもらっている四日市のリベラ法律事務所の馬場弁護士、芦葉弁護士に相談し、代理人を引き受けてもらい、徹夜で答弁書を書いてもらった。

 会社は3月20日すぎに組合員を全員解雇し、業務を停止し、会社の事務所を閉めてしまった。これに対し、5人の組合員は会社を相手に解雇無効、賃金支払、さらには未払い賃金支払いを求める裁判を起こしていた。ところが、会社は事務所を閉めて訴状を受け取らず、さらには社長の自宅も、昼間はわざと留守にして郵便受けにガムテープを貼って、文書が届かないようにするという、ふざけた対応を繰り返し、裁判すら始められないという状態が続いていた。指南したのは弁護士をしている息子であることは確実だった。こうした不当な対応を続ける斉木運送に対し、組合は街宣活動を強化していった。この活動を妨害するため、息子の弁護士が組合の活動は弁護士の業務を妨害する行為だと強弁しての裁判を起こしたのであった。

 3回の審尋が行われ、8月24日に結審し、9月9日に「本件申し立てをいずれも却下する」とする、組合全面勝利の決定を勝ち取り、スラップ訴訟・間接強制を粉砕した。昨年9月30日の分会書記長地位保全仮処分裁判での勝利、6月27日に勝ち取った労働委員会命令に続く3連勝だ。

斉木手交

<分会長に労働委員会の命令により団交拒否に対する謝罪文を手交する会社・会社側代理人弁護士>


 分会はアルバイト体制の下、団結権侵害に対する損害賠償請求裁判、5人の組合員に対する地位保全・未払賃金請求裁判、労働委員会での支配介入問題での不当労働行為救済申立と、数多くの裁判、労働委員会闘争を継続している。

 街宣禁止仮処分裁判の中で斉木運送と息子の弁護士が一体であることがあまりに明白になってしまい、困った息子の弁護士は現在係争中の裁判・労働委員会から斉木運送の2階に事務所を構える大洋綜合法律事務所のすべての弁護士を退任させ、新たに四日市のみなと総合法律事務所の山本弁護士に丸投げした。勝利に向けてさらに前進したと言える。

<Don2 61号より>





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