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中国人研修生、劣悪な労働条件の中、左手指を損傷。裁判で闘う。

kage

2016/07/26 (Tue)


中国人研修生への労働安全軽視を糾弾する


 ー 丸 加 商 店 ー


 丸加商店は、四日市の木材の加工会社。中国人研修生Tさんは中国での3ヶ月の日本語研修を終えて、2013年12月に日本に来た。

 Tさんは、2ヶ月の日本での語学、法律、交通安全の研修期間の途中で、違法に丸加商店に配属させられて、ほとんどその日から木材を切断する工事現場で働かされることになった。
 仕事は、材木を切断して短く加工することだった。電動ノコギリに材木を設定して数センチ単位で加工品を作っていく。仕事は現場の日本人労働者とほとんど同じことをしているが、給料は半分以下というものだった。現場での研修はほとんど無く、安全指導もなされてはいなかった。Tさんが工場で働かされてから一週間経って、丸加商店に採用された。最初の一週間は全く無給で働かされることになった。研修生とは名ばかりで、単純労働の低賃金労働者として働かされているな、とTさんは実感した。

 ある日、回っている電動ノコギリの脇で、切断するための材木を並べていた時に、左手が電動ノコギリに巻き込まれた。とっさに手を引いたが、左手指を2本ノコギリで傷つけた。

 Tさんは、会社に安全衛生配慮義務違反があったとして損害賠償を求める裁判を起こしている。
 
 中国人研修生がその弱い立場を利用されて、低賃金でしかも労働安全を無視されて働かされている実態、中国人研修生への様々な差別扱いについて、裁判で明らかにする。中国人研修生が、働かされている労働条件を改善するたたかいのひとつとして、最後までたたかっていく。



<Don2 60号より>



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