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言いたい放題 No.52  本部書記長  広岡 法浄

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2016/05/09 (Mon)

 
a_201605091418095e0.jpg いにホンハイ精密工業がシャープを傘下におさめる事に成功した。日本のメディアの表現ではシャープがホンハイ精密工業に買収されたという表現になる。何れにしても時代の潮目を象徴する出来事だ。ホンハイ精密工業は、現在は台湾の会社ではあるが、台湾は中国の一部であり、台湾は将来的には中国に統一される運命にある。中国の会社に買収されたと考えるべきである。10年後、20年後には日本の多くの企業が中国を中心にしたアジアの会社に買収され、中国を中心にした経済圏の一員に、好むと好まざるとにかかわらず、なっていくに違いない。日本においてはグローバル経済が中国を核に進んでいく。

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 このような時代の中で、ユニオンみえはシャープ闘争をめぐって、SPUの組合員に対する指名解雇撤回をめぐり、完全勝利の仮処分決定を勝ち取った。国際連帯が実現した偉大な勝利である。私たちはこの勝利をグローバルな視点で認識すべきなのではないだろうか。

c_20160509141807708.jpg グローバルといえば、地球規模で地殻変動が活発化している。とりわけその中心が日本だ。地球の立場から言えば僅かのことであろうが、そこに暮らす人間にとっては大変なことだ。動物にとっても大きな問題であろうが、構造物を作ってその中で暮らし、仕事をする人類にとって、命に関わる大変な問題になる。昨日も熊本地震の報道がなされていた。昨日の熊本城の石垣が崩れた地震は14日に起きた熊本地震の余震に当たるが、本震なのだそうだ。さらに大きな地震が起こればまたそれが本震になる。地震が連動しているから、もはやどれが本震か、意味をなさなくなってきている。さほどに地殻が揺れ動いているということだ。しかも、熊本地震は大分にも広がり、中央構造線の東に向かってきている。中央構造線は伊方原発のある四国佐多岬から三重県、さらにリニアで穴だらけになる南アルプスに向かって伸びていて、地震も東に向かっている。

 5月に三重県・志摩市でサミットが開かれる。十数年前にコミュニティ・ユニオンが全国交流集会を開催したあの志摩・賢島だ。メイン会場は集会会場に使った宝生苑の隣にある姉妹館・志摩観光ホテルだ。ちょうど、アメリカの貿易センタービルが崩落した直後だった。この頃は地殻も安定していたが、5月のサミットとなると、三重県で大きな地震が起こっても不思議ではない。2020年に東京オリンピックが予定されているが、東京はその頃が一番危ないと思う。サミットもオリンピックも今からでも遅くはない。止めたほうがいい。

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 今からでも遅くはない、やめた方が良いというか、絶対にやめるべきなのが、原発とリニアだ。400年、無傷できた、加藤清正公が築城した名城・熊本城の石垣までが崩れてしまった。原発もリニアも同じ運命にある。熊本地震は地球が出してくれた警告だ。この警告までをも無視して原発を動かし、リニアを推進するとどうなるか。結果は明らかだ。今でも福島が取り返しのない事態に陥っている。日本中が取り返しのつかない事態になってしまう。
 原発をやめれば、日本の産業を活性化させる方法はある。安倍は日本を世界で一番企業が活動しやすい国にするとして規制緩和をすすめているが、いくら労働者を犠牲にして規制緩和を推し進めても、熊本地震でトヨタやホンダの工場が止まっているのを見て、地震大国・原発密集国で活動したいと思う企業は出てくるはずがない。
 原発をやめれば、地震を逆手に取ることが可能だ。スタバはないがスナバがあると言った、あの発想だ。温泉ツアー、地震ツアーだ。まず、日本に来た観光客に無料で地震体験装置に入ってもらう。空港の中や隣に設置するといい。もちろん、税金を使って。これで地震に慣れてもらい、地震の恐ろしさも併せて理解してもらい、対処法も教える。さらに、この間、地割れなどを起こした所を観光スポットにして地球の動きを理解してもらう。加えて、これから地震が起こる可能性のある世界中の国々にむけて、日本が地震に対する対策をリードしていく。さらに、自衛隊を解体し、地震を中心にした災害復興隊に再編強化する。

 同時並行で日本を中心に中国、朝鮮、極東ロシア、東南アジアを、まずは非核地帯に、さらに踏み込んで非武装地帯にする。

 東北大震災・熊本地震が教えてくれた日本が歩むべき道だ。無視するとさらなる天罰・地罰が下される。



<2016,4,17記     Don2 59号掲載>




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