2017 05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2017 07

フィリピン人労働者の首切るな!

kage

2015/07/23 (Thu)

 6月30日、シャープ三重工場(多気町)で働くフィリピン人労働者を中心に、ユニオンみえの仲間や支援の仲間たちが松阪駅前から松阪市役所まで、整理解雇反対を訴えてデモ行進した。昼時、50人程の部隊が『シャープ=ミエテック=ジーエル 首切るな!』と、大書された横断幕を先頭に、のぼり旗やプラカードを掲げて松阪の市街地を練り歩いた。

spu.png


 経営不振が続くシャープの三重県多気町にあるシャープの三重工場は、4月以降減産が続いている。シャープ三重工場で働くフィリピン人労働者は、派遣会社であるジーエルに雇用されて働いている。待遇改善と雇用の安定を求めて、今も130人程がユニオンみえに加入し、活動している。

 今回、ジーエルはシャープの三重工場の減産を口実にして、組合つぶしを企ててきた。会社の弁護士をユニオンみえと敵対する人物に変え、6月1日、いきなり85名の希望退職募集を発表し、組合にはあとで通告してきた。後でわかったことだが、会社は、希望退職に応じてきた非組合員に対して引き止め工作までしていた。組合には希望退職が人数に達しないときは、整理解雇を行う、と団交で脅してきた。結果、25名が応じて退職した。会社は60名の整理解雇をちらつかせ、さらに、7月7日より70名の希望退職を募集してきた。

 それだけではない。会社はこの間、ユニオンみえとの間で積み上げてきた労働協約の一切を一方的に失効させると宣言してきた。団体交渉にも責任ある人物は一切出席せず、不誠実団交を繰り返している。

 ユニオンみえは、シャープの経営が厳しくなっている時こそ労働者の解雇ではなくワークシェアリングなども含めて、あらゆる方法を駆使して多くの労働者が共に生きていける道を探すべきだ、としてジーエルのみならずシャープの一次下請けであるミエテックとも交渉している。

 6月30日、デモ行進の後で、ミエテックとの交渉が持たれた。ミエテックはジーエルに対して労働者の大量解雇を促すような条件は掲示していないと言う。今回の希望退職募集・整理解雇圧力は、ジーエルの組合つぶしの性格が極めて強いことが改めて明らかになった。

spu2.png
(写真は6月30日に開催されたミエテックとの団交)

 企業が経営不振を理由に、安易に労働者の首切りで対応しようとする状況が拡がっている。ユニオンみえは、労働者の生活と権利を守るために、直接雇用者のみならず、派遣先の元請けに対してもギリギリに努力をすることを強く要求していく。ましてや、今回ジーエルのようにこの機を利用して組合つぶしを企てる経営者に対しては、徹底してたたかい、その姿勢を正していく。

 たたかいは厳しいものになるかもしれない。多くの仲間のみなさんの支援をお願いします。






関連記事
スポンサーサイト