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ブラック企業との闘いに成果           ーー これからは法遵守を約束 ーー

kage

2014/11/20 (Thu)

 
 今年の夏から闘い始めたブラック企業との闘いが、7回の団交とストライキ・抗議行動を経て、決着した。
 組合は、団交で組合員の雇い止め解雇の撤回を求め、併せて違法な残業代の支払いや、契約書無しで働かせてきたこと、セクハラ・パワハラ問題等についても追及してきた。
 
 会社は、入社から半年間は社会保険や雇用保険にも加入させず、月によっては300時間近く働かせてきたが、時間外割増は25%よりはるかに少なく、労基法違反は10項目近くにのぼった。時間外の計算も、10分未満は切り捨てられていた。労基法では、残業代は1分単位で支払わなくてはいけない。休日出勤手当、深夜手当も支払っておらず、交渉を通じ、会社は未払賃金の支払いについては応じてきたが、雇い止め問題は解決しようとしなかった。その後も、さらに闘いをすすめた結果、ようやく解決にこぎつけた。会社解雇以降の賃金に相当する金額を払わせ、組合員に迷惑をかけ苦痛を与えたことについて、謝罪させた。社会保険に加入していなかった点についても全額会社負担で遡及加入させること、これからは法を遵守して会社を運営することも約束させた。雇い止めの撤回は叶わなかったが、ブラック企業をまともな会社にするために闘っただけの成果はあった。

 
 会社からの圧力や、不当な扱い。その対象は、弱い立場の労働者であり、社会経験の浅い若者に集中している傾向がある。これからの世を担っていく若者が、多くの希望をもって社会に出ていく。その社会が、若者の希望を奪っているような状況では、“日本の希望ある未来”は到底得られそうにない。



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