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職場でケガ、労災を勝ち取り会社と和解

kage

2014/05/08 (Thu)

職場でケガ、労災を勝ち取り会社と和解

――W社――

 

 伊賀市の派遣会社、W社。ブラジル人女性労働者OさんはW社から伊勢農場に派遣されて、卵の洗浄の仕事をしていた。ベルトコンベアーから運ばれてくる卵がいくつも入ったケースを両腕と胸で抱え上げて洗浄機に入れる作業を、昨年の3月から続けていた。5月になって、胸が我慢出来ないくらい痛くなった。医者に行くと、胸骨剣状突起の疲労骨折を診断された。

 

 Oさんは困ってユニオンに相談し、加入した。ユニオンは、派遣会社(W社)に団交を申し入れたが、なかなか応じてこない。一方でOさんは労災認定の申請をしたが、労基署もなかなか労災を認定しなかった。

 

ユニオンは傷病手当金を受けることも検討し、社会保険加入を求めたが、加入条件である労働時間が30時間をクリアーしていなかったため、加入出来なかった。生活を維持する為にも労災認定が不可欠であった。

労基署に対しては、組合員のMさんが通訳として付き添い、立ち入り調査を要求し、調査を実現する粘り強い行動をした結果、遂に労災の認定がおりることになった。            

 会社はOさんを事実上解雇し、弁護士をたててきたので、会社側の弁護士との交渉になった。Oさんは次の仕事が決まっていた事から、自己都合退職とし解決金を支払う事で決着した 

 

仕事が原因で腰や腕を痛めても、労災認定がなかなかとれなかったり、会社側の不誠実な対応により労働者の生活が脅かされる状況が起きている。諦めずに、一つ一つ丁寧に対応していく事が大切だ。

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