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書記長・広岡の「言いたい放題」1

kage

2009/02/04 (Wed)

昨年、
12月23日の夜、
NHKの夜のニュースを見ていた関西在住の次男が、
彼女に叫んだ。
「ア!父さんや」。
「ホントだ」と彼女。
思わず拍手したそうだ。
名古屋のデモのシーンが全国放送されたのだ。
光精工の組合員ら
ユニオンみえから参加した50人が
一つの隊列を組み、
その先頭で私が後ろ向きに歩き、
後ろを見ながら叫んでいるシーンである。
たくさんの記者がカメラやビデオを撮りながら、
私と同様、
隊列に歩調を合わせて
後ろ向きに歩いていたシーンである。
コールはポルトガル語。
10月12日の「光」のデモの再現だ。
「団結すれば決して負けない!」
とても勢いがあり、
インパクトのあるデモ行進だった。
桑名ではマスコミは来ないが、
さすがに名古屋駅前は違う。

この日のデモは、
光精工の解雇攻撃に対する抗議行動を
親にあたるトヨタに向けてやろうというユニオンみえと、
派遣切り問題で
その張本人トヨタを筆頭にした大企業に対する行動を
起こすことを計画していた
JMIU
全労連傘下の金属労組で
 静岡・愛知で多くの外国人労働者を組織していて、
 10月12日の桑名集会にも来てくれた。)と、
両方の計画を聞いていた
名古屋ふれあいユニオンが、
一緒にやろうということになり、
実現した集会とデモであった。
思い起こせば、太変な年末であった。
12月のはじめ、
妻がひいていた風邪を貰い受け、
39度の熱を出しながら、
次々に押し寄せる派遣切りへの対応と
光精工による第2次解雇攻撃・
組合つぶし攻撃ともいえる希望退職への対応に追われ、
体力を消耗していた。
23日の集会にむけた実行委員会にも
そんな訳で欠席せざるを得なかった。
そんなこともあり、
23日の集会は
「全労連傘下の労働組合などが」と
NHKに言われてしまう進行になったのが残念である。
繰り返すが、
ナショナルセンター・所属を超えた
労組の1日共闘として行われたものであった。
デモ行進ではこの特徴がよく現れていた。
NHKのデモ報道もしかり。
全労連系は型どおりのおとなしいデモ。
全労協加盟の管理職ユニオン東海
堰代委員長がアップで
雄たけびを挙げていたのに見られるように、
怒りのこもったデモ。
そして連合傘下!のユニオンみえは
集団での激しい迫力に満ちたデモ。
これぞベストミックスではないか。
所属など言っている時代状況ではない。
2009年問題を先取りする形で
派遣先企業が派遣切り(非正規切り)を意識的に、
徹底的に行なっている。
これに対抗する有効な運動を
労働組合の側が協力して推し進めていくことが
求められている。

< この正月の間に考えたことを簡単に紹介したい。>
かつて、
アメリカ政府の横暴に耐えかねた
故橋本竜太郎当時首相が
日本が保有しているアメリカ国債を
売り払うことも考えると発言したことに対し、
「やれるものならやってみろ」とすごまれて
橋本が謝罪するという、
無様な結果になったことがある。
アメリカ国債の売却により
アメリカ政府と経済に大きなダメージを与えることができても、
アメリカ経済に依存しきっている日本が
それ以上の返り血を浴びる構造にあったわけだ。
このことが昨年、
アメリカの自壊を通じて立証された。
かつてアメリカにカネが流れ続けるように、
日本の政策金利は常にアメリカより低く設定されていたが、
いまや、
アメリカの政策金利がゼロ金利になり、
なんと、日本より低くなってしまった。
アメリカにカネが流れ込まない構造に
なってしまったわけだ。
その結果、
アメリカに流れこんだカネをアメリカ国民に貸し付けて
日本や中国で作った商品を買わせ、
そこで日本や中国がもうけたカネを
ふたたびアメリカに流し込むというサイクルが
断ち切られたわけだ。
魔法の杖の有効期限が切れてしまったのだ。

常識で考えれば、
こんなことがいつまでも続くはずがないと思っていたが、
やはりペテン・マジックだったと言うことだ。
ペテンが暴かれた以上、
元には戻らないということだ。
新たな経済の仕組みを作っていかないと
世界の経済は、
とりわけ日本の経済は回復することはない。
日本がバブル崩壊後、
とりわけ小泉「構造改革」後、
派遣労働者をこき使うことで
安い製品を海外に売りつけることにより、
製造業主導、外需主導の成長を進めてきた。
その結果、
アメリカの消費不況が
日本の製造業の生産を一気に縮小させることになり、
今日の派遣切り、
さらなる格差の拡大、
景気の大幅後退を招いた。

この先には大恐慌が控えていると
覚悟しておいたほうがいい。
その上で、
何をなすべきかを考えなければならないと思う。
これが2009年の年頭の結論だ。

< そこでいくつかの提言 >
デフレ下では借金が大きな負担になる。
インフレ下では借金の価値が下がり
返しやすくなるのと反対に、
デフレ下では借金を返すのが大変になるうえ、
実質の借金が増えるのと同じ状態になり、
借金の返済が大きな負担になる。
このことが経済をより縮小させ、
悪循環が生じる。
これを解消するためには、
所得の少ない人と中小企業の全ての借金を
政府が肩代わりする。
少なくとも政府がデフレ分の補填をする。
これは政治がすること。

ユニオンみえとしては多面的な運動を展開する。
大量の失業者が発生することにたいし、
企業に解雇させない運動に加え、
新たな雇用をつくり出す運動、
住まいを提供する運動、
生活の最低限を保証する運動を市民運動と協力し、
行政を巻き込んですすめて行く。
また、
組合員を増やし、
運動の質を引き上げて行く機会と捉え、
大胆に打って出ることに心がけたい。

個人は孤立から連帯へ。
一人でできないことは仲間に助けてもらう。
貨幣経済から少しでも脱却し、
お金のかからない生活に転換する。
貨幣を使わないで実現する方法をより工夫する。
明日葉(あしたば)の欲しい人は声を掛けてください。
今年は家の隣の草むらと化した畑が
自活を始めた明日葉に占拠されそうです。
物々交換の世界を広げることと
家庭菜園を持つことで
ソ連崩壊後のロシア国民が飢えをしのいだように
明日葉で生きのびるぞ。
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