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「病気になったことの反省が必要」と残酷なパワハラ発生。三重ブラザー精機(ブラザー工業子会社)

kage

2012/03/28 (Wed)

世界のブラザー・100%子会社でパワハラ地獄 at your side

幹部職員に対して「君の仕事は再就職先を探すことだ」などとして、
仕事をさせずに再々にわたる嫌がらせを受けていた、
三重ブラザー精機株式会社(代表取締役:長良康司)の従業員である
O(オー)組合員は、パワハラにより一年近く休む中、
復職検討委員会が開催されたのですが、
その席上で「とんでもない」パワハラ発言が発生しました。

●今回までの、あらすじ
O組合員は、パワハラを繰り返す長良康司社長をはじめとする、
上級職、上司から嫌がらせなどのパワハラを受けていました。

そのパワハラの内容は…

上級職から総合職に、難癖をつけて降格される。

さらに、工場の真ん中で「みせしめのように」ゴミの分別をさせられる。
そしてそのゴミの分別作業も、ゴミ箱が頻繁に移動されてスムーズに
出来ないばかりか、中には、本当は分別しなくてもいいものを、
わざわざ業務命令として分別させたりしていたそうです。

社内のコンプライアンス相談窓口に相談すると
「(パワハラをくり返す)長良社長と直接話しをするのが一番」
と言ってきて、なにも相談にのってくれない。
さらには、立替えた旅費の精算を却下されたという事実を、
パワハラであるとを主張しても、
見解の相違、言葉の行き違いであって、パワハラではないと反論される。
パワハラについてどれだけ訴えても、
パワハラをした本人である社長と話し合うのが一番と相談にものってもらえない。

このような仕打ちの結果、
O組合員は抑うつ状態になり仕事を一年近く休職。
昨年12月に就労可との医師の診断により、復職の申し入れをしたところ、
会社側が「復職検討委員会を開くので家族の出席が必要」と言い出しました。

パワハラを繰り返す社長とO組合員との間には、
社長が過去に家族を呼び出したことが原因で、
O組合員が精神的苦痛を受けたとして
裁判沙汰になったこともあり、家族の出席を断ったところ、
会社側は復職検討委員会の開催を中止して復職を先延ばし。
さらに家族の出席できる日の連絡を求めてきました。

その後、団交が開催されましたが、その席上、
三重ブラザー精機の長良社長が、公の席である団交の席で、
「従業員の生活は考えていない」と発言するという、
信じがたいできごとがありました。

この発言は、会社側が家族が出席しないと
「復職検討委員会」を開催しないとして復職を先延ばしにした結果、
1月に入ってからのO組合員の収入の道が断たれていることに対し、
どう考えているのか、との質問に対しての答えでした。

これに対して労働組合は猛烈に抗議。
先延ばしにされていた「復職検討委員会」が、ようやく1月31日、
家族の出席なしで、三重ブラザー精機(多気郡明和町)第二会議室で開催されました。

その検討委員会の席上では、
「病気にならない為に、どう努力する(長良社長)」
「病気になったことの反省が必要。復職したいだけでは駄目(K部長)」
「今までの反省がないと前に進めない。(K部長)」
などの、信じられない内容の、質問を口実とした攻撃が、続けられたとの事でした。

O組合員による、驚愕の「復職検討委員会」の内容のレポートを、そのまま紹介します。

●O組合員による復職検討委員会・当日の報告

私は、1月31日13時45分頃会社に到着し、
玄関の電話でM田氏を呼んで第二会議室(7~8人が会議できるほどのスペース)に入りました。
既に産業医の先生が居ました。

しばらくしてから、

パワハラを繰り返す、裁判沙汰にもなった長良社長、
上級職M田氏、
上級職M宮氏、
無理難題を言ってパワハラを繰り返す、直接の上司・K取締役部長

の4氏が入ってきました。配置は図の通り。

「病気になったことを反省しろ」と言われる、恐怖のパワハラ復職検討委員会


皆さんが席に着くと、皆さんこちらを向いていて、
取調べ室で取調べを受けるような雰囲気でした。
だけど今日は、産業医の先生も一緒だし、大丈夫だろうと思っていました。

検討会が始まると、
反省を促す質問が相次ぎ返事をするのに非常に困りました。
検討会の時間の半分くらいが私の沈黙の時間ではなかっただろうか。
会社側も産業医の先生も、原因ははっきりわかっているはず、
このような答えられない質問をして
復職できないと言う判断を下す魂胆が見えていましたが、
しかし、どうすることも出来ませんでした。
ある程度は想定していたけども、想定以上でした。

産業医の先生が援護してくれると言う甘い考えは
「職場の対応について被害的感覚がある」というセリフに留まりました。
非常に残念でした。産業医も会社に雇われている身なのだと痛感しました。
病気を治癒し、会社復帰を目指す者を受け入れる為の復職検討会では無く、
復職出来ない理由を作る為の復職検討会であったような気がしました。

M宮氏とM田氏は、質問しなかった。
前半は長良社長の質問で後半は上司K部長の質問(質問と言うより詰問)で、
K部長は終始こちらを睨んでいました。

3時半頃、あまり返事が返って来ないので、検討会が閉められました。


●O組合員作成の、復職検討委員会の議事録。

次に、
O組合員が作成した復職検討委員会の議事録をそのまま紹介します。

この議事録は、一時間半の内容としては少ないのですが、
答えようのない質問をされて、
O組合員が沈黙している時間が非常に長かったとのことでした。
議事録の(カッコ内)は、O組合員の心の声です。
またO組合員は検討委員会中、
ずっとK部長(日常的に無理難題を言ってくる)が、
こちらを睨んで威嚇していると感じたそうです。

O組合員に対する復職検討委員会議事録(O組合員作成)
日時:2012年1月31日(火)14:00~15:30
場所:三重ブラザー精機・第二会議室
出席者:長良社長、上級職M田、上級職M宮、上司K部長、産業医

長良社長:なぜ、休みに至ったのか。

(あなたの嫌がらせで病気になったと本人を前にして言えないし、
どうしようかとしばらく考えたが、なかなかいい返事が考え付かない。
しばらく沈黙が続く)

O組合員:大きなストレスを感じた。
長良社長:例えば、どう言うことか。

(またまた、答えられない質問が出てきた。しばらく沈黙が続く)

O組合員:具体的にはよく分かりません。
長良社長:ふりかえりは難しい。
長良社長:復職検討会に同席する予定者は誰だったのか。
O組合員:知人の会社の人。
長良社長:知人の会社で何をしていた。
O組合員:手伝い。
長良社長:病気にならない為に、どう努力する。

(またまた、答えられない質問が出てきた。しばらく沈黙が続く)

O組合員:陽気に振舞う。
長良社長:今回の病気の原因は。

(しばらく沈黙が続く。しかし、答えられなかった)

長良社長:会社対自分になにがあった。

(長良さんは全部知っているのに、
なぜこんな質問をしてくるのだろうと思いながら、
しばらく答えを考えた。沈黙が続く)

O組合員:団体交渉の内容。
長良社長:団体交渉がどうなると、どうなる。団体交渉の内容は、みんなは知らない。
O組合員:(何も言えない)
長良社長:「いろいろ考えましたが、復職する事にします」といいましたが、何をかんがえたのですか。(12月17日の話)

(長良社長と会っていないのに、なぜこんな質問をするのかと思った)

O組合員:記憶にありません。長良さんと直接話していません。M田(コンプライアンス相談窓口担当者)さんどうですか。
上級職M田:記憶にない。
産業医:職場の対応について被害的感覚がある。
K部長:復職への意欲を聞きたい。

(またまた、答えられない質問が出てきた。しばらく沈黙が続く)
(うつ病で休職していた社員を復職させようと言う気配は全く無いと感じた)
(全く答えられない)

O組合員:陰気にならない。カッとならない。
K部長:そのためにどうする。

(またまた、答えられない質問が出てきた。しばらく沈黙が続く)

O組合員:挨拶をする。一呼吸おく。
K部長:本を読んで勉強したのか。
O組合員:していません。
長良社長:心を開いて話をしてもらえないと、これからわれわれとうまくいかない。
K部長:状況を知らないと復職は無理。
K部長:意欲が見えないので前に進めない。
K部長:今までの反省がないと前に進めない。
K部長:今の状態がよく分からない。
O組合員:良くなりました。
K部長:病気になったことの反省が必要
K部長:復職したいだけでは駄目

(上司K氏は、終始こちらをにらんで威嚇しているように見えた)

上級職M田:結果は、2月8日に発送します。
O組合員:今日の結果次第で、2月9日の議題が変わるので、もっと早くしてほしい
長良社長:変わらない。

復職検討会が終わって、会社の4人が退出してから、産業医が「私も雇われの身ですから」と言った。

検討会の途中で、
ユニオンみえ書記長から電話が入って、長良社長にかわった。
電話を切ってから長良社長から
「賃金を払うのかと言われた。検討会をするなと言う事?」
などと言われた。


以上が、O組合員による復職検討委員会の議事録です。

復職検討委員会で、長良社長をはじめとする、
三重ブラザー精機の人たちによる、
執拗なパワハラによって病気になったO組合員が、
自らの病気の原因を作った人たちに囲まれて、
「病気にならない為に、どう努力する。」などと無茶な質問をされて、
「陽気に振舞う。」などと答えているところには、
なんとも物悲しい悲壮感すら漂っています。

復職検討委員会の後、主治医の判断からはかなり遅れた2月10日、
O組合員は職場に復帰して働いています。
しかしながら、復帰した職場では、O組合員を捉える監視カメラの増設をはじめとした、様々な問題が発生していたのでした。
また、ブラザー精機側が復職を引き伸ばしていた期間の賃金の支払いについても、問題が発生しています。

復職後の問題については、次回お届けします。


三重ブラザー精機株式会社(代表取締役:長良康司)は、
名古屋に本社を置くブラザー工業株式会社の100%出資の子会社です。
ブラザー工業は、世界的規模の日本を代表する企業のひとつです。
ファックス、プリンター、ミシン、キーボードなどでは、世界市場でトップシェアを誇る企業です。

その「世界のブラザー」の、三重ブラザー精機株式会社で行われた
「復職検討委員会」の場で、
「病気になったことの反省が必要」などと言う、
まさに
「その発想こそが、抑うつ状態の原因になるんじゃないのか」
と思われてしまいそうな、
きわめて惨い発言がされているというのは、非常に残念なことです。

政府のパワハラ問題検討委員会の資料
政府のパワハラ問題検討委員会の資料

三重ブラザー精機・長良社長のコメント。ブラザーグループCSR報告書2007より
ブラザーグループ CSR報告書 2007より、長良社長コメント部分。

ブラザーグループのCSR経営
ブラザーグループ CSR報告書 2007より、ブラザーグループのCSR経営
「すべてのステークホルダーから尊敬され、従業員にとって誇りの持てる企業をめざすこと」



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