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2016.12.17 ユニオン塾・闘争報告集会・Xmasパーティ 開催される。

kage

2016/12/25 (Sun)


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 昨年の12月17日(土)、ユニオン塾に首都圏青年ユニオン前委員長の神部紅(じんぶ・あかい)さんを講師にお招きし、お話をして頂きました。神部さんは冒頭、「貧困・格差問題は労働条件を上げていかないとダメ。福祉(政策)では救われない。」と、根本的な解決には私たち労働組合が最低賃金を上げたり、労働条件を勝ち取る以外無いと訴えられました。今現在、日本では年収200万円以下のワーキングプアと呼ばれる人が1139万人。実に労働者の4人に1人がそれに該当すること。これを無くす為には、正規社員と非正規社員との格差、つまり、差別的待遇を無くすことが重要であること。非正規だと年収も少なく、生活していけないので、ダブルワーク・トリプルワークにつくことにもなり、疲労や過労から体調を崩したり、精神面での不調を来たすことにもつながりやすい。

 また、今現在暮らすのに必要なお金を持っていないと、せっかく仕事を見つけても働いた後になって給料を貰うことになる為に、目先のお金につられて日払い・週払いの仕事に飛びつくことになる。また、神部さんは、ブラック企業の相談にも乗っていて、辞めたいのに辞められない労働者の構造の問題についてブラック企業に不本意依存の状態にされること。具体的な例として、仕事上のミスで店の物品を壊してしまった場合に損害賠償を請求され、そのお金を払えずに会社(ブラック企業)の言いなりにされる状態になっていることが話されました。
 また、コンビニ大手のS社でも、アルバイト店員に対し15分単位での賃金計算しかされておらず、15分未満の場合は切り捨てにされたり、着替え時間が勤務時間に含まれていない不払い賃金が日常化していたこと、これに対して労働時間管理上も1分単位での残業計算をする様申し入れ、改善を勝ち取ったこと等が話されました。非正規の人たちの労働条件を改善するのにも、最低賃金の引き上げが重要であることが、マクドナルドの賃上げ行動を例に、店の前での抗議行動をすることで社員に訴えて行く取り組みが紹介されました。

 引き続き、この3ヶ月間での解決・闘争報告集会が行われ、SPUの仲間が解雇攻撃にも屈せず1年以上に渡る三重工場への就労闘争やデモや抗議集会等により、仮処分裁判での勝利等によりジーエルと和解、希望者の職場復帰を勝ち取ったことが報告されました。

クリス


 また、伊賀市にある食品リサイクル会社のトヨカフードリサイクルの闘いが報告されました。愛知県のダイコーによるCoCo壱番屋のビーフカツ横流し事件に端を発した県当局による産廃会社への立ち入り検査により、違法行為が発覚し、会社に営業停止命令が出されました。会社は、見通しも示さず、「解雇はしない。定時分は出すので、掃除をしてもらう。」と言ってきました。自分から退職するよう仕向けてきたのです。賃金は半減し、生活できません。先の見通しも立ちません。埒があかないので、組合は会社に会社都合退職での離職票の発行、解雇予告手当、解決金の支払いを求め、解決しました。
 フジミ企画・サカキバラコーポレーションと1年以上に渡って闘ってきたYさんも、労働委員会の和解案を受け入れ、解決となりました。Yさんは、会社前での抗議行動や作業場内において、果敢に闘い、ひとりでもストライキで会社を追いつめる行動を展開し、ひとり加入の組合員の見本となる闘いを繰り広げてきました。
 その他、雇い止め・パワハラ等で闘っている仲間の紹介がされました。また、今現在継続中の闘いとして、斉木運送・四日市生活環境公社・上辻土木に対するSさんの闘いが紹介されました。これからも、皆さんのご支援をお願いします。

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 報告の後、クリスマスパーティが行われ、手造りのケーキ・鳥の丸焼き・ピラフ・ポトフの料理が出され、皆でお腹を満たしました。最後は恒例のビンゴゲームで盛り上がりました。1番人気は何と言ってもお米。津ドライビングスクールの松本組合員が育成した一志米は断トツの人気で、あっという間に無くなりました。
 松本さん、ありがとうございました。



<Don2 62号より>


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