2015 01 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28. »  2015 03

安倍政権は、日本をまるごとブラックにする!    2.22 公開講座 開催

kage

2015/02/27 (Fri)

 2015年2月22日、サン・ワーク津にてユニオンみえ公開講座を開催した。

DSC_0507.jpg


 今回は、日本労働弁護団常任幹事を務めておられる棗一郎弁護士を講師に、『アベが目指す労働規制緩和でどうなる日本』と題し、講演いただいた。棗弁護士は、国会の動きを的確に捉え、派遣法をはじめとする労働法制改悪に反対する運動をリードしてこられた方であり、労働問題の裁判も数多くこなしてきた方だ。

 この日は生憎の天気となったが、外部からの参加者も多く、会場はほぼ満員となった。

DSC_0502.jpg


 講演では、安倍政権が日本の雇用社会の安定を根底から破壊する全面的労働規制緩和を目指していることが語られた。

 最大最悪の改悪が“正社員ゼロ”“生涯派遣”となるであろう、『派遣法改悪』。安倍政権は財界の意を受け、違法派遣を受け入れた派遣先に直接雇用が義務化される今年10月までに何としてでも成立させようとしている。
 次に出てくるのが労働時間規制の撤廃だ。“成果主義による賃金・働き方”といわれているがそんな条文などどこにもなく、長時間労働がなくなることなど100%ありえないことであり、長時間労働・深夜労働に歯止めの効かなくなることは目に見えていて、これが通れば過労死・過労うつはさらに増える。挙句の果てに、安倍政権は会社が不当な解雇をして裁判に負けても金さえ払えば雇用継続をしなくて済む、『解雇の金銭解決制度』を準備している。経営側弁護士や裁判官ですら、「問題だ。」と言っているが、すべてが閣議決定ありきで進められている。法案準備に向け、労働審判などでの解雇の金銭解決の水準の調査がすすめられており、その平均はたったの100万円とのことだ。この制度が導入されることになったら、労働者は何もものが言えなくなる。組合活動をする人は真っ先にクビになってしまい、労働者を守る盾は取り除かれ、今以上に恐ろしい職場と化す。

 棗弁護士の話を聞くうち、腹が立ってきた。「アベよ!一度現在の一般の労働者の気持ちを味わってみろ!非正規で生きてみろ!」と、怒鳴りたくなる。こんなにも酷いことを繰り返しているのに、安倍政権の支持率は残念なことに高いのだ。

 棗弁護士は憤る。「立法する必要がなければ、立法してはいけない。これは大原則だ。こんなものを法律にするな、恥ずかしい!」と。「今は堂々とメディアも批判ができなくなり、一般の人に正しい恐ろしさを伝えられない。」  

 自分たちの生活が、人生が、こんなにも脅かされている、その刃はすぐ近くまで来ているというのに、私たちはそれを目隠しされたまま知りえない状況なのだ。「痛い」と感じてからでは、もう遅い。

 「考えなくなってしまったら、民主主義は終わる。ワークライフバランスは重要なのだ。民主主義を守るためには、考える時間が必要なのだ。」と、棗弁護士は語気を強めた。

 「痛い」と感じる前に、目隠しを剥ぎ取り、その刃にあらがい身を守らなくてはいけない。棗弁護士は、その方法についても提起された。私たちは、今すぐに多くの人と連携し国民的運動を展開していく必要がある。棗弁護士の抱く夢、『一斉ゼネスト決行!大街頭闘争!』その夢がより多くの人の夢となれば、実現化は容易く、今の暮らしがより良く改善されることも容易いだろう。

DSC_0469.jpg


 世の中はどんどん悪くなる。わたしたちは知識を得て、現実を見て、もっと怒り、行動する必要がある。取り返しがつかなくなる前に。


 ユニオンみえは、そのための運動をこれからも続けていく。
<福田>



 

 3月29日(日)午後1時から、ユニオン東海ネットワーク(代表 広岡法浄)の主催で、東海労働弁護団の協力のもと、名古屋のウィンク愛知で、派遣法をはじめ、労働法制改悪に反対する大集会を開催する。今回講師をして頂いた棗弁護士にも参加頂き、報告を受ける。
 組合員のみなさん、市民のみなさんの参加をお願いします!!


[告知]
 3月28日(土)13時から組合本部にて開催されるユニオン塾には、全国ユニオン会長の鈴木剛さんにお越しいただき、お話いただくことが決定しました。
 ユニオン塾に引き続き、解決報告集会も開催しますので、組合員のみなさんの積極的な参加をお願いします!!






スポンサーサイト