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カテゴリ:ジェイテクト&光洋熱処理 の記事リスト(エントリー順)

期間工切り争議集結―名古屋高裁―― ジェイテクト

kage

2013/11/30 (Sat)

☆期間工切り争議集結―名古屋高裁
―― ジェイテクト ――
  トヨタグループのベアリングメーカー・ジェイテクト。亀山工場で将来正社員にすると約束されて働いていた期間工労働者が、リーマンショックを口実にして2009年3月に解雇された。ユニオンみえに4人が加入し、組合は団交での解決をめざしねばり強く交渉を重ねたが、会社は不誠実な対応に終始した。県労働委員会にあっせんを申請したが、会社は全く譲歩せず、あっせんは不調となった。4人の組合員は裁判にもち込んだ。今年4月、津地裁は4人の組合員の仕事復帰を認めない不当判決を出し、4人の組合員は高裁に控訴していた。
 9月24日、名古屋高裁において闘いが集結した。この間、名古屋行動でも何度も課題としてたたかわれ、名古屋のミッドランドスクエア15階にあるジェイテクト本社にも、多くの仲間が抗議行動にかけつけてくれた。たくさんの支援ありがとうございました。


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会社側の虚偽報告証言を受け、三重労働局に告発・送検の手続きを求める是正申告

kage

2011/10/15 (Sat)

会社側の虚偽報告証言を受け、三重労働局に告発・送検の手続きを求める是正申告

光洋熱処理

会社側の虚偽報告証言を受け、三重労働局に告発・送検の手続きを求める是正申告

光洋熱処理の不当労働行為をめぐる労働委員会が10月4日に結審しました。また、同時並行で行われていた供給先・光洋熱処理に対する裁判が大詰めを迎え、和解期日が入りました。結審間近です。さらに、会社側証人が証人尋問の中で虚偽の改善報告書を提出したと証言したことに対し、三重労働局に告発・送検の手続きを行うよう求める是正申告をしました。

光洋熱処理は對馬組合員らを「労働者派遣」を装って労働者の供給を受け入れ、職業安定法44条に違反したと三重労働局から認定され、会社は違法行為を認める改善報告書を三重労働局に提出した経過がありました。

会社が団交拒否をし、違法行為を申告した組合員らを雇用せず、組合に加入していなかった労働者を直接雇用したことに対し、違法に働かされた労働者らから直接雇用を求められている事件で、三重県労働委員会で7月7日に、津地方裁判所で9月2日にそれぞれ証人尋問が行われましたが、この中で、光洋熱処理本社・常務取締役管理部長の井原順一氏が、三重労働局に対し虚偽の報告を行っていたことが証言で明らかになりました。

許されない行為であり、ユニオンみえと光洋熱処理ユニット組合員らは9月2日、三重労働局・需給調整事業室に対し、「労働者派遣法50条の報告について、虚偽報告を行った事による第61条の4、及び62条の罰則規定の適用、職業安定法第50条の報告について虚偽報告を行った事による第66条第8項及び67条の罰則規定の適用、上記虚偽報告は悪質であるから速やかに罰則の適用を行うこと、職業安定法44条違反については告発・送検の手続きを行うよう求める」とした是正申告書を三重労働局に提出、同日付で受理されました。

(以下、罰則規定)

労働者派遣法・第5章 罰則

第六十一条  次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。

四  第五十条の規定による報告をせず、又は虚偽の報告をした者

第六十二条  法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して、第五十八条から前条までの違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の罰金刑を科する。

職業安定法・第5章 罰則

第六十六条  次の各号のいずれかに該当する者は、これを三十万円以下の罰金に処する。 

七  第四十九条又は第五十条第一項の規定による報告をせず、又は虚偽の報告をした者

第六十七条  法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して、第六十三条から前条までの違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の罰金刑を科する。

 

光洋熱処理は、職業安定法第44条違反という「大罪」を犯したにもかかわらず、告発・送検はされていません。にもかかわらず、今回、労働委員会や裁判の証人尋問の中で、こういった「虚偽報告」をしていた事実が明らかとなり、あらためて「遵法精神の全くない会社」なんだと実感しました。つい先日(9月2日)、津地裁で行われた井原順一常務取締役・管理部長の証人尋問でも、団交申入れ当初から組合への敵対心・嫌悪感を露わにしていたこと、正規の抵触日の伸張手続きを行っていなかったことなど、 色んなボロが露呈しました。闘いが続きます。引き続きご支援を宜しくお願いします。<光洋熱処理ユニット 對馬>




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光洋熱処理の不当労働行為事件が結審。

kage

2011/10/13 (Thu)

ユニオンみえが三重県労働委員会に申し立てていた、光洋熱処理の不当労働行為事件が10日4に結審しました。

この日、組合側から約20名が参加。
代理人の加藤弁護士が、最終準備書面記載の通りと陳述。
ひきつづき、当該の對馬純、ユニオンみえ光洋熱処理ユニット代表が陳述した。
(陳述内容は添付)

對馬代表は
「会社の不当労働行為は明らかであり、労働委員会での勝利命令をテコに、勝利解決を目指したい」と語っている。



最 終 陳 述 書

2011年10月4日

對馬 純

今回、最終陳述にあたって、以下私の意見を述べたいと思います。

1.長年の違法な働かせ方について
私は2000年3月から、途中中断を経て2006年3月まで旧光洋精工(現ジェイテクト)亀山工場に就労した時期があり、その後、2008年1月から、ジェイテクト亀山工場の同じ敷地内にある、本件工場である光洋熱処理株式会社亀山工場で、2009年2月末にアドパーツから整理解雇を言い渡されるまで「派遣」と称されて就労していました。上記の会社は、いずれも「トヨタグループ」ですが、ここでの就労実態は、トヨタグループ独自の生産数を上げていく「ジャスト・イン・タイム」や「かんばん方式」の犠牲となり、人として扱われず「偽装請負」や「労働者供給」といった、違法状態の中で就労させられていた事を、身をもって体験しました。
ジェイテクト亀山工場では、当初所属していた派遣会社フジワークの杉山所長(のちのアドパーツ杉山所長)から、「派遣」だと聞いて就労していましたが、実際は社員から指揮命令を受け混在して働いていた「偽装請負」でした。光洋熱処理亀山工場でも、アドパーツの杉山所長から「派遣」だと言われて、就労を開始しましたが、解雇される前から、アドパーツや光洋熱処理の指揮命令や働かせ方、契約関係に疑問を持っていたので、三重労働局に是正申告をしたところ、のちに職業安定法第44条で禁止されている、「労働者供給事業」を行って是正指導されていた事がわかりました。
私は、途中就労の中断はあるものの、ジェイテクト亀山工場に約6年、光洋熱処理亀山工場に1年2ヶ月就労しましたが、この通算して約7年もの間、違法に働かされてきたわけです。
特に、光洋熱処理においては当初、審理の中で「違法状態はない」「パナソニックPDP最高裁判例があるから使用者性はない」などと居直っていましたが、2011年7月7日に行われた本件・井原順一常務の証人尋問の中で明らかになったように、適正な抵触日の延長手続きを行わないまま派遣を受け入れていたこと、組合に対する嫌悪感を当初から持っていたこと、団交申入れ当初から団交拒否の姿勢だったことなどが明らかになりました。また、改善報告書の中では、「新しい人は全く雇えない状況」と言いつつ、解雇されなかったフジワークの派遣社員を直接雇用したことも明らかになりました。
こういった光洋熱処理の法無視・無理解という傲慢な態度をとっていることに対して、私を含む申立人組合員らはつい先日、2011年9月2日に、三重労働局に対し、光洋熱処理が職安法及び派遣法の改善報告について「虚偽の報告」をしていたとして、罰則の適用をすること及び職安法44条違反については告発・送検することを求める是正申告書を提出、同日付で受理され、三重労働局からは、現在この件について厚生労働省担当部局と協議中である旨、報告を受けています。
私達を長年、違法な状態で働かせておきながら、光洋熱処理は労働組合法も含め、労働諸法規を守らないばかりか、法無視・無理解という傲慢な態度をとり続け、それでも飽きたらず行政機関(三重労働局)の指導に対して虚偽の報告を行うなど言語道断であり、絶対に許されない行為です。

2.団交拒否・不利益取扱・支配介入について
①団交拒否
光洋熱処理は当初から団交拒否の姿勢だったことは、証人尋問でも明らかになっていますが、三重県労働委員会・2010.10.25命令(ブリヂストンケミテック事件)では、
「派遣先に対し、派遣労働者の加入する労働組合が、直接雇用、職場環境改善等を交渉事項として団体交渉を申入れた事案において、①会社は、組合員らに関して、労働者派遣法に違反して派遣可能期間を超えて派遣労働者としての受入を継続していたわけであり、三重労働局からの是正指導を受けて、直ちに当該受入を中止し、その前提として、組合員らの雇用の安定を図るための措置を講ずべき立場にあり、かかる措置の実施に関しては労組法上の「使用者」に当たるとした。そして、組合員らの直接雇用は、同人らの雇用の安定を図るための措置として提示された就労の継続に関する事項であって、同人らの労働条件その他処遇に関する事項として義務的団体交渉事項であるとし、会社に対して団交応諾の命令を発し」たということから見ても、本件については、本件書証に添付されている他の命令例でも明らかな通り、「使用者」にあたることは認められるべきです。
②不利益取扱
光洋熱処理は、私が組合に入ったこと(公然化)をきっかけとして、様々な不利益取扱をおこなってきました。
まず、私が組合に加入した直後に、アドパーツは、本件工場で働いていた派遣社員全員を集め、「整理解雇のお知らせ」を配布して、契約期間途中の派遣社員も含めて光洋熱処理との労働者契約が解除されたことを明らかにしました。当然納得できないため、私以外の労働者もその後組合に加入しました。他方、残っていた別の派遣会社であるフジワークの派遣社員3名は、労働者派遣契約の解除もされておらず、私達当該組合員4名が偽装請負ないし違法派遣で三重労働局に是正申告し、2009年7月24日に三重労働局が職安法44条違反等で是正指導され、申告者らの直接雇用の推奨が出ていたにもかかわらず、その直後光洋熱処理は2009年8月5日に三重労働局に提出した改善報告の中で「新たに人を雇うことは全く出来ない」といいながら、同年10月1日付でフジワークからの派遣社員を期間工として直接雇用していました。
以上の通り、労働者派遣契約の解約を理由に整理解雇を言い渡され、私が組合に所属したことによってアドパーツの派遣社員は雇用を失うという不利益な扱いを受けました。他方組合員のいなかったフジワークの派遣社員は、私達が直接雇用の推奨を受けていたにもかかわらず期間工として直接雇用となっていました。この事からも、残っていたフジワークの派遣社員と比較しても、私達は不利益でかつ差別的な取扱いを受けてきた事は明白です。
③支配介入
私の組合加入直後、アドパーツとの労働者派遣契約を解消していますが、これは、光洋熱処理から減産シフトが発表されて間がないタイミングにされたことからしても、この経過とタイミングからすれば、アドパーツとの労働者派遣契約の解消が労働組合弱体化を招く意図があったことは明らかです。また、以上の行為は組合員個人に対する不利益取扱ですが、労働組合の影響力を排除しようとする意図もある(団交申入れ当初から団交拒否の姿勢だったこと、組合に対する嫌悪感を当初から持っていたことなどは第2回審問調書42頁、同60頁でも明らか)ので、支配介入にも当たることは明白です。

3.最後に
以上、縷々書き連ねましたが、光洋熱処理が団体交渉に誠実に対応していれば、本件及び訴訟問題にまで発展することもなかったでしょう。
光洋熱処理の井原順一常務取締役・管理部長は無責任にも、「労働委員会とは調停中」(2009.11.17付毎日新聞他)などとマスコミに嘘ぶき、証人尋問の中でも「労働委員会で話しが進むものと思っていた」(第2回審問調書・39頁)と証言していますが、光洋熱処理が労働諸法規をきちんと遵守していれば、このような事態にはならなかったはずです。
私達申立人組合員5名は解雇されて以降、借金を背負って現在の住居を得た者もおれば、求職活動しても職が見つからず、やむなく実家を頼って帰省した者、雇用保険も貰い切り、生活保護を受けている者、私もその一人ですが、光洋熱処理のこの一連の団交拒否対応や、職安法違反・派遣法違反によって、皆平穏な生活をぶち壊されました。もはや私達の現在の生活は破綻寸前まで陥っています。本件について、光洋熱処理は私達も含め、解雇されたアドパーツの派遣社員の事をどう思っているのでしょうか。大企業トヨタのグループ企業「ジェイテクト」の子会社の一員として、大々的に新聞にも掲載され、ほとぼりが冷めた途端に行政機関に虚偽の報告をし、このような大問題にまで発展して恥ずかしくないのでしょうか。
本件については速やかに私達に謝罪し、生活できていたレベルに即刻戻して欲しいです。
労働委員会におかれましては、事実認定は勿論のこと、一刻も早く公正な判断をして頂きます様、お願い申し上げ、私の最終陳述と致します。
以  上


光洋熱処理・最終意見陳述1-2

光洋熱処理・最終意見陳述3-4

ジェイテクト前で抗議活動をする組合員達


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光洋熱処理・三重労働局へ虚偽の改善報告 井原部長・証人尋問でこれを認める発言

kage

2011/09/10 (Sat)

光洋熱処理・三重労働局へ虚偽の改善報告 井原部長・証人尋問でこれを認める発言
原告4名が虚偽報告の是正を求め三重労働局へ是正申告



・ユニオンみえと原告ら、是正申告書を提出

・ユニオンみえと原告ら、是正申告書を提出

トヨタグループ・ジェイテクトの子会社・光洋熱処理が「労働者派遣」を装って労働者の供給を受け入れ、職業安定法44条に違反したと三重労働局から認定され、違法に働かされた労働者らから直接雇用を求められている事件で、三重県労働委員会で7月7日に、津地方裁判所で9月2日にそれぞれ証人尋問が行われたが、この中で、光洋熱処理本社・常務取締役管理部長の井原順一氏が、三重労働局に対し虚偽の報告を行っていたことが証言で明らかになった。
これを受けて、ユニオンみえと光洋熱処理ユニットに所属する原告らは9月2日、三重労働局・需給調整事業室に対し、

・労働者派遣法50条の報告について、虚偽報告を行った事による第61条の4、及び62条の罰則規定の適用
・職業安定法第50条の報告について、虚偽報告を行った事による第66条第8項、及び67条の罰則規定の適用
・上記虚偽報告は悪質であるから、速やかに罰則の適用を行うこと、職業安定法44条違反については、告発・送検の手続きを行うよう求める

この3つを申告の趣旨とした是正申告書を三重労働局に提出、同日付で受理さ
れた。

・光洋熱処理・井原常務のいい加減さが証言で明らかに

7月7日に三重県労働委員会で行われた第2回証人尋問の中で、井原順一常務
取締役管理部長は、申立人代理人である村田浩治弁護士(堺総合法律事務所)
との尋問のやり取りの中で、このように答えている。
(三重県労働委員会:光洋熱処理事件・第2回審問調書より抜粋、原文ママ)

村田:あなたの理解だと、人員を増やそうと思ったら3年の範囲で抵触日の設定をして増やして、その後、要らなくなったら切ればいいという、そういう事ですか。派遣自体を打ち切ればいいと。
井原:はい。そういう契約でしたので、そういう理解です。

(中略)

村田:あなたは派遣の責任者なんでしょう。派遣の受入期間は原則1年ですね。

井原:原則1年ですけど、3年まで認められるというふうに派遣会社の人からも聞いておりましたので。

村田:3年まで認められる要件は何ですか。

井原:知りません、ちょっと。

村田:「派遣先の労働者の過半数を代表する者に対する通知」が要りますね。期間を3年に延ばすにあたっては。ご存知ですか。

井原:理解しておりません。

村田:していない。そすと通知してないんですか、この業務については。3年を超えない範囲で期間を設定するにあたっては、意見聴取の手続きがございますね、そういう意見を聞く手続き。それはしていないということでいいですか。

井原:はい、私はしていません。

ここまでの証言でもわかるとおり、適正な抵触日の伸張手続きをしないまま派
遣労働者を受け入れていたことが明らかになりました。さらに、「労働者派遣法
第40条の2第1項」の報告について、こう証言した。

村田:先程貴方は主尋問ではね、これも主尋問なんだけども、会社側の尋問では、元々先に抵触日については改善をしたと。同じことを言われたんだという風に答えられましたね。この指導書というのは、前にも指導を受けた内容をまた受けただけなんだというふうに証言されませんでしたか。

井原:はい、そういう認識です。

村田:でも、指摘されている条項は全然違う条項でしょ、法文の。今申し上げたように、派遣受入可能期間の制限違反だと指摘されとるんですよ。ここでは。そういう認識全然ないんですか。

井原:はい、それで細分化されすぎてるんで統一するようにというような認識ですよ。

村田:でも、ここに書いてあるのは、「抵触日の通知がされていない」というふうに書かれてるんですよ。

井原:でも、この方(筆者注:当時の三重労働局・需給調整事業室の内田室長)は、抵触日通知も見ておられませんし、そういうことの質問も一切なくてこういう条文書いてますんで、私は前回のことをそのまま書いておるんだろうという認識です。

三重労働局が、調査した上で、是正指導を発したにもかかわらず、まるで労働
局がまともに調査せずに指導した、とも取れる発言。なんとも見苦しい発言だ
った。これが日本の大企業「トヨタグループ」ジェイテクトの子会社が言う事
かと思うと、ぞっとする。あきれる発言はさらに続く。

村田:あなたは、40条の2第1項ってなんだろうていうふうにそのとき思わなかったんですか。

井原:見たとは思うんですけども、そういうふうな解釈で改善の報告書を書いていますので、そういう認識です。

村田:乙27号証の2枚目の、その当該部分(2009年8月5日に三重労働局に提出した、職安法違反等の改善報告書)を示しますけども、これ、あなたが作成された報告書ですかね。

井原:はい、そうです。

村田:「抵触日通知を再度確認致しました。」と。「過去に十分ではありませんでした・・・通知は・・・22年5月11日で統一して、是正を済ませております。」こう書いてありますね。抵触日の通知がなかったという指導に対して、充分ではありませんでしたが統一したのでは回答になってないように思うんだけれども、これについてあなたは、40条の2の第1項違反の是正として十分だというふうにお考えなんですか、これで。

井原:私はそういう認識です。

「同じ指導だから、これでいいだろう」と、条文の内容も確認せず、独断で三
重労働局に報告したのである。指導された内容は、1回目と2回目の是正指導
では全く違うのに。にもかかわらず虚偽報告していたのである。

・職業安定法第44条違反の部分でも虚偽報告

2009年8月5日に、光洋熱処理が三重労働局に提出した改善報告書の中で、
職業安定法第44条違反の部分の報告は、こう書いている。

「ご指導に基づいて雇用の安定を図るべく努力・検討いたしましたが、(中略)
会社の経営状態も毎月赤字が続いており、改善の見通しが付かない状況です。
また、現在の従業員も、出勤日を75%にしてワークシェアリングを実施中で
このような状況の中で新たに人を採用することは全く出来ない状況です。」

「新たに人を雇うことは全く出来ない状況」と報告しておきながら、実際は
この改善報告を提出した約2ヶ月後の2009年10月1日付で、是正申告し
た原告らに、直接雇用の推奨がでていたのにもかかわらず、解雇されずに残っ
ていたフジワークの派遣社員を、期間工として直接雇用したのである。「新たに
人を雇えない」と言いながら、直後に直接雇用したのだから、この報告も正に
「虚偽報告」であるのは明白である。

・光洋熱処理は法律を理解し、遵守せよ

労働者派遣法・第五十条 (報告)
 厚生労働大臣は、この法律を施行するために必要な限度において、厚生労働
省令で定めるところにより、労働者派遣事業を行う事業主及び当該事業主から
労働者派遣の役務の提供を受ける者に対し、必要な事項を報告させることがで
きる。

職業安定法・第五十条(報告及び検査)
 行政庁は、この法律を施行するために必要な限度において、厚生労働省令で
定めるところにより、職業紹介事業、労働者の募集又は労働者供給事業を行う
者に対し、必要な事項を報告させることができる。
○2  行政庁は、この法律を施行するために必要な限度において、所属の職員に、職業紹介事業、労働者の募集又は労働者供給事業を行う者の事業所その他の施設に立ち入り、関係者に質問させ、又は帳簿、書類その他の物件を検査させることができる。
○3  前項の規定により立入検査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者に提示しなければならない。
○4  第二項の規定による立入検査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。

上記に違反した場合は、下記の通りである。

労働者派遣法・第5章 罰則
第六十一条  次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。
四  第五十条の規定による報告をせず、又は虚偽の報告をした者

第六十二条  法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して、第五十八条から前条までの違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の罰金刑を科する。

職業安定法・第5章 罰則
第六十六条  次の各号のいずれかに該当する者は、これを三十万円以下の罰金に処する。

七  第四十九条又は第五十条第一項の規定による報告をせず、又は虚偽の報告をした者

第六十七条  法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して、第六十三条から前条までの違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の罰金刑を科する。

光洋熱処理は、職業安定法第44条違反という「大罪」を犯したにもかかわら
ず、告発・送検はされていません。にもかかわらず、今回、労働委員会や裁判
の証人尋問の中で、こういった「虚偽報告」をしていた事実が明らかとなり、
あらためて「遵法精神の全くない会社」なんだと実感しました。
つい先日(9月2日)、津地裁で行われた井原順一常務取締役・管理部長の証
人尋問でも、団交申入れ当初から組合への敵対心・嫌悪感を露わにしていたこ
と、正規の抵触日の伸張手続きを行っていなかったことなど、色んなボロが、
今回、証人尋問で露呈しました。
この際、光洋熱処理は、職業安定法違反も含めて、きちんと罰せられてみては
いかがでしょうか。



最後に、光洋熱処理・地位確認請求事件は、証人尋問を終えたところで、裁判
官から和解の提案が出され、10月4日午後3時から、第1回目の和解期日が
入りました。
同日、午後1時30分、三重県労働委員会で光洋熱処理事件の最終陳述(結審)
も行われます。

引き続き、皆様のご支援・ご協力をお願い致します。


光洋熱処理事件の對馬さん、三労委で証言(酒井徹の日々改善)

kage

2011/06/11 (Sat)

酒井徹の日々改善http://imadegawa.exblog.jp/16114898/より転載。

■ユニオンみえ、団体交渉求める
トヨタ自動車グループ・ジェイテクトの
子会社・光洋熱処理が、
「労働者派遣」を装って労働者の供給を受け入れ、
職業安定法に違反したと三重労働局から認定され、
違法に働かされた労働者らから
直接雇用を求められている事件で、
三重県労働委員会で6月3日に
調査が行なわれた。
労働者らは三重県の個人加盟制労働組合・
ユニオンみえ(「連合」産別・全国ユニオン加盟)に
加入し、
光洋熱処理との団体交渉の開催を求めたが、
光洋熱処理側はこれを拒絶している。

6月3日の調査では、
ユニオンみえ光洋熱処理ユニット代表の對馬純さんと、
光洋熱処理亀山工場の責任者であるS部長に対する
証人尋問が行なわれた。

■会社側証人の「カンニング」、地労委は認めず
裁判や労働委員会などでの証人尋問では通常、
後に証言する証言者が
先に登場する証言者の証言内容を聞いて対策を練り、
有利な立場に立つことを防ぐため、
後発の証言者は先発の証言内容を
傍聴しないようにするのが通常である。
今回は労働者側の對馬さんが先に証言するため、
通常、
会社側の証言者はこれを傍聴することができない。

ところが会社側は、
午後に証言するS部長や
後日証言する井原順一管理部長が
「来ているので(對馬さんの証言を)傍聴したい」
などと主張した。

これに対して先発証言者の對馬さんは、
「こちらが求めた団体交渉は16回も拒否したのに、
 傍聴はしたいというのは厚かましい」などと強く反発。
労働者側の弁護士によると、
労働委員会事務局との折衝の中で会社側は、
「(部長らは)昼休み中(の休憩時間に
 会社側弁護士から對馬さんの証言内容を)聞くのだから
 いいではないか」などと主張したという。
ユニオン側の支援者からは、
「オレはどうせカンニングするんだから
 最初から答えを見せてくれても
 いいじゃないかと言っているのと同じだ」
との声が上がった。

労働者側の加藤寛崇弁護士(三重合同法律事務所)は、
「会社側の主張はあまりにも程度が低い」と述べ、
後発証言者の傍聴の却下を主張。
労働委員会もこれを認め、
S部長や井原順一管理部長は調査会場の外で
待機することになった。

■三重労働局、労働者の雇用安定を指導
ユニオンみえ光洋熱処理ユニット代表の對馬純さんは
現在40歳。
製造業への労働者派遣が禁止されていた
2000年3月から、
「派遣労働者」(実態は偽装請負)として
光洋熱処理の親会社・
光洋精工(現在のジェイテクト)で働いていた。
2004年の3月に
一旦ジェイテクトでの仕事を辞めた後、
2005年4月から、
ジェイテクト亀山工場で再び働き、
2006年3月に退社後、
2008年1月から
ジェイテクト亀山工場の敷地内にある
子会社・光洋熱処理の亀山工場で
再び就労を開始した。

對馬さんはこの際、
光洋熱処理の亀山工場責任者であり、
労働者らから「工場長」と呼ばれていた
S部長の事前面接を受けて働き始めたと証言。
三重労働局も、
光洋熱処理は
派遣会社の三重支店責任者が
個人的な人脈で募集した労働者に
事前面接を行ない、
面接の結果 自ら採用した労働者を
わざわざ「派遣労働者」として
自社に派遣させたと認定している。
この派遣会社の三重支店は当時、
労働者派遣法に基づく許可・届出などを行なっておらず、
労働者の一部については
光洋熱処理と派遣会社との間で
労働者派遣契約さえ締結されていなかったという。

この派遣会社から光洋熱処理へは、
最大14名が「派遣」されていたが、
2009年2月に解雇。
そのうち現在5人がユニオンみえに加盟し、
光洋熱処理への直接雇用を求めている。

三重労働局は光洋熱処理に対し、
直ちに労働者の雇用の安定を図るための措置を
講じたうえで、
労働者供給の受け入れを
即刻中止するよう文書指導した。
だが、
對馬さんらクビを切られた労働者の雇用問題について、
光洋熱処理側は話し合いの開催も拒絶している。

■對馬さん、「契約外の仕事も」
對馬さんは証人尋問の中で、
「派遣」という実態が名ばかりであった様子を
詳細に証言。
光洋熱処理のS部長や課長から直接、
「對馬くん、
 急で申し訳ないけど
 ここの現場 入ってくれ」などと言われては、
何度も契約にない仕事をさせられたと主張した。

光洋熱処理側は、
對馬さんが担当したと主張している
出荷検査の仕事について、
「その仕事は熟練正社員にしかさせていない」と
主張しているというが、
對馬さんは、
「自分の他にも派遣社員のMさんが
 担当していたことがある。
 会社側は別の仕事と混同しているのでは」と指摘した。

また對馬さんは、
改善活動や4S活動を学ぶため、
会社側に命じられて
光洋熱処理の本社に研修に行ったこともあると証言した。
これももちろん、
「派遣社員」としての契約書にない仕事である
(会社側の工場責任者は、
 これが「研修」であったとの認識は否定したが、
 對馬さんを社用車で連れて
 本社工場に「やり方を勉強しに」行ってもらったことは
 認めた)。

■「工場長」、「記憶にありません」連発
続いて登場した
光洋熱処理の亀山工場責任者・S部長はまず、
自分が労働者らから「工場長」と呼ばれていたことを
認めた上で、
正式な役職名は生産部長であると主張した。
事件当時は親会社・ジェイテクトからの
出向社員だったが、
現在はジェイテクトを定年退職し、
光洋熱処理の従業員だという。

S部長は就業前の對馬さんと
工場内の商談室で「会った」ことは認めたが、
事前面接であったことは否定。
その後も労働者側の弁護士の問いかけに
「記憶にない」・「覚えがない」との回答を連発した。

「言うたか言うてないか言うたら……
 記憶がないので……」などと言いながら、
労働局から是正指導があったのでないかとの追及には、
「細かいことは管理部の井原が管轄しているので……」
との証言を繰り返した。

しかし、
労働局の是正指導は
光洋熱処理亀山工場の現場で行なわれていた
違法状態についての指導だったはずである。
「現場第一主義」を掲げるトヨタグループ直系の会社が、
行政機関からの是正指導を受けたというのに、
その内容や対応策について
現場の責任者が十分に把握していないというのが
事実であるなら、
これは逆に大問題ではないのか。
労働者側の弁護士は
様々な形でS部長に問いかけたが、
S部長はやはり、
「把握していない。
 管理部の井原に聞いてみないと……」との回答を
繰り返した。

またS部長は、
会社側の弁護士からの質問に対し、
自分が直接派遣社員を指名解雇したことはないと
証言した。
これに対してユニオンみえ光洋熱処理ユニット代表の
對馬さんが、
かつての直属の上司であったS部長に対して
自ら質問に立つ。
手にしているのはユニオンみえが入手した、
S部長(工場長)からの人員削減指示について書かれた
派遣会社の担当者による報告書である。
そこにはずばり、
「20年12月3日(水)17:00〜17:20 
 S工場長/減産に伴う人員削減2名
 (A氏、B氏、12月末迄)の通告あり」と
明記されている。

對馬さんはこの経過報告書を突きつけて、
これをどう考えるのかとS部長に迫った。
だが、
S部長は「全く違う」と回答し、
これを認めようとしなかった。

証人尋問を終えた對馬さんは、
「2年振りに会ったS部長は、
 僕には目を向けようとしなかった。
 でも、
 経過報告書を手に質問したときパッと目を見ると、
 明らかにびっくりした様子だった。
 この2年間苦労したのだろうか、
 自分が覚えているSさんより、
 年を取ったなという印象を受けた」と
「直接対決」を振り返った。

ユニオンみえの代理人を務めた村田浩治弁護士も、
「光洋精工時代からの職場の実態を
 詳細に証言した對馬さんに対し、
 会社側のS部長は
 全然準備をしてきていないという感じだった。
 肝腎なところで
 『記憶にない』とか『覚えていない』と言っていたが、
 あれでは審査する労働委員会の委員の心にも響かない。
 配置の決定や有給休暇の許可権限なども、
 実質的には光洋熱処理が握っていた実態が
 明らかになった。
 これで労働組合との話し合いに応じないのは
 おかしい」と感想を述べた。

筆者が運営委員を務める愛知県の個人加盟制労働組合・
名古屋ふれあいユニオンは6月8日に、
光洋熱処理に対して
「6月3日三重県労働委員会調査を受けての要請書」を
送り、
6月11日午後6時までに
文書またはFAXで回答するよう求めたが、
光洋熱処理からの回答はなかった。

次回の調査は7月7日(木)13:30から、
S部長から
「細かいことは管理部の井原が管轄している」と
繰り返し引きあいに出された
光洋熱処理の井原順一管理部長と、
派遣会社の社会保険労務士に対する
証人尋問が行なわれる。
對馬さんは、
「次回の井原部長に対する尋問が
 焦点となることは必至だ。
 ぜひ多くの傍聴で支援してほしい」と呼びかけている。


【関連記事】

光洋熱処理、「派遣」装い労働者受け入れ
「派遣社員」4人がジェイテクト系会社を提訴

光洋熱処理亀山工場事件、労働委員会の証人尋問が行なわれる。

kage

2011/06/07 (Tue)

6月3日、三重県労働委員会において、
ジェイテクト(トヨタグループ)の100%子会社である、
光洋熱処理に対する労働委員会の証人尋問が行なわれました。

この日の証人尋問では、
ユニオンみえ光洋熱処理ユニット代表の對馬純さん、
光洋熱処理亀山工場の責任者であるS部長への証人尋問が行なわれました。

この事件は、ジェイテクトの100%出資子会社である光洋熱処理が、派遣会社担当者の個人的な人脈を通じて労働者を偽装派遣して雇用した問題で、2009年7月24日、職業安定法44条(労働者供給事業の禁止)に違反したとして、三重労働局から是正指導も受けています。


●会社側証人、労働者側の証言を傍聴したいと言い出す。

証人尋問では通常、後に証言者が先の証言者の証言内容をきいて、証言を変えたり立て策を立てたりすることを防ぐために、先の証言者の証言をあとの証言者が膨張することは、できないことになっています。

ところがこの裁判では冒頭、会社側弁護士から、午後に証言するS部長や、後日に証言予定の井原順一管理部長が
「来ているので(對馬さんの証言を)傍聴したい」
「昼休み中に会社側弁護士から對馬さんの証言内容を聞くのだから良いだろう」と言い出しました。

この日、對馬さんの証言には、労働組合の仲間や応援者が30人以上かけつけており、とても多くの傍聴者が集まって満席になっていました。
一方、会社側には傍聴者がいません。

まさか、会社側の証人たちは、寂しいから對馬さんの証言を聞きたいと言い出したのでしょうか?
ごく普通に考えると、對馬さんの証言を聞いて、自分たちの証言を有利に導こう、という「カンニング行為」と考えるほうが自然です。
当然、労働委員会は後発証言者らの傍聴要求を却下。

これに対して對馬さんは
「労働組合の団体交渉要求を16回も拒否しておいて、証人の傍聴をしたがるとは厚かましい」と話していました。

●對馬純さん証言。

對馬純さん(40歳)は、
2000年3月から派遣労働者(偽装請負)として光洋精工(光洋熱処理の親会社・現在のジェイテクト)で働いていました。
途中2004年3月〜2005年3月まで他社勤務ののち、光洋精工に再就労をして、
2008年1月から光洋熱処理の亀山工場で働き始めました。

光洋熱処理はジェイテクト亀山工場の敷地内にあり、ジェイテクトの100%子会社です。
對馬さんはこの際に「工場長」と呼ばれていたS部長(光洋熱処理)の事前面接を受けました。
光洋熱処理の工場長との事前面接の結果、光洋熱処理亀山工場で働くことになった對馬さんは、アドパーツという派遣会社から光洋熱処理に派遣されるという形態で働くことになりました。

派遣会社が集めた労働者を、派遣先の担当者が直接面接をして自ら採用しておきながら、
派遣会社から派遣されるという形をとることは、偽装派遣であるとともに労働者供給事業であり、法律で禁止されています。
この点が違法であることは三重労働局も認定しています。

三重労働局は光洋熱処理に対し、直ちに労働者の雇用の安定を図るための措置を講じたうえで、労働者供給の受け入れを即刻中止するよう文書指導しました。

對馬さんはこのほかにも、正社員のやる仕事をさせられてきたことや、契約外の仕事をさせられたり、派遣社員の契約内容とは異なる業務命令で光洋熱処理の本社に研修に行ったことも証言しました。

●会社側の証言「記憶に無い、井原部長が把握している」を連発

続いて証言した光洋熱処理の亀山工場責任者・S部長の証言内容を、
証言に立ち合った労働者側弁護士の話から再現します。

当時はジェイテクトの出向社員だったS部長は、
對馬さんと工場内の商談室で「会った」ことは認めたものの、事前面接であったことは否定。

弁護士からの質問にも「記憶にない」との回答を連発。
「覚えが無い。管理部の井原が管轄している」との証言を繰り返しました。

またS部長は自分が直接派遣社員を指名解雇したことはないと証言。
これに対して對馬さんが、ユニオンが入手したS工場長からの人員削減指示が書かれた、派遣会社の担当者の報告書を手に追求するという一幕も見られました。

この日の証言では、配置の決定や有給休暇の許可権限なども、派遣会社のアドパーツではなく、光洋熱処理が握っていた実態が証言されました。

次回の調査は7月7日(木)13:30から。場所は三重県労働委員会にて。
S部長から「すべては彼が把握している」と言われているキーパーソン、
井原順一管理部長(光洋熱処理)と、
派遣会社の社会保険労務士に対する証人尋問が行なわれます。



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