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カテゴリ:労災問題 の記事リスト(エントリー順)

労災手続きをネグレクトする会社に抗議      ー 派遣先食品工場・派遣会社 ー

kage

2015/07/24 (Fri)

 ボリビア人のEさんは、派遣会社を通して食品工場で働いていた。Eさんは、カン詰のカンを洗う作業をしていた。洗剤が床に流れてすべりやすい状態になっていたので気をつけて歩いたが、すべって腰を強打した。医師の診断は受けたが、会社がなかなか労災の請求手続きをすすめてくれなかった。

 Eさんはユニオンに相談加入した。症状固定後、障害が残った。ユニオンは、派遣先の食品工場に損害賠償を求めて団体交渉を申し入れた。派遣先会社は団交には応じてきたものの、自らの過失は無いとして、損害賠償には応じてこなかった。そこで、労働委員会にあっせんを申請した。あっせんで会社は和解に応じて、労働委員会から提案された内容で和解した。


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ストライキ宣言で会社が団交に応じる      ー S社 ー

kage

2015/07/24 (Fri)

 
 愛知県の派遣会社、S社はブラジル人のAさんを雇い、滋賀の鉄筋工場に派遣で働かせてきた。

 Aさんは、作業中に荷物が崩れてきて負傷した。労災で治癒していたが、症状固定となり再び働き始めようとしたら滋賀県では仕事が無い、愛知でなら仕事を紹介すると言われて解決できなかった。
 AさんはそれまでMユニオンに所属していたが、ユニオンみえに加入することを希望。SさんはMユニオンに了解をとりつけ、ユニオンみえに加入。ユニオンみえはS社に団体交渉を申し入れた。ところが、S社は団交にい応じず、不充分な回答をしてきたことから、ユニオンは、S社の不当な対応に対し、Aさんが労災事故にあった滋賀の鉄筋工場において、ストライキでたたかうことを通告した。

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 S社は、この事態に対して団交に応じて誠実に解決に向けて話し合うことを約束した。会社は当初、職場復帰をさせるとしてきたが、その後金銭解決での解決を申し出てきて、解決した。

 労災の障害認定がおりたら、別途、賠償金を支払う約束もできた。

 労働者のたたかう決意と、それを支える労働組合の存在があってこそ、解決できたものだと言える。




<DON第56号より抜粋>


会長が直接団交出席、一転解決!         ー K産業 ー

kage

2015/07/23 (Thu)

 K産業は大手の派遣会社。K産業から滋賀県のH社工場に派遣され、レンズを製造する仕事をしていたブラジル人のSさんは、3年前、職場で滑って転び、左腕を痛めた。労災治療を受け、症状固定後H社工場でしばらく働いてきたが、K産業はその後雇い止めを通告してきた。Sさんはユニオンみえに加入。ストライキを通告したところ、半年間の賃金保障に応じてきたが、その後、一転して会社は滋賀県でしか団交以外には応じない、と団交拒否。
 
 さらに会社は、Sさんの債務不存在訴訟を起こしてきた。これに対しユニオンは、派遣先のHOYAに対して損害賠償を求めて団体交渉を申し入れた。ユニオンは労働委員会に対して、H社の団交拒否・不当労働行為救済を申し立てた。
 
 あわてたK産業は、この展開に対してユニオンみえでの団交に応じ、オーナーである会長が直接、団交に出席。会社が請求していた寮費家賃・社会保険自己負担分などの支払い免除、会社が起こした裁判の取り下げ、解決金の支払いを掲示した。
組合の要求を全面的に認める内容に、ユニオンもH社を相手にした申し立てを取り下げ、Sさんも合意した。Sさんは腕の治療を続けている。



<DON第56号より抜粋>