2017 05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2017 07

カテゴリ:シャープ・ピノイユニティ の記事リスト(エントリー順)

2016.11.6 結婚式場にて 『シャープ闘争集結記念パーティー』 150人結集の下、開催される。

kage

2016/12/23 (Fri)


d

 昨年11月6日(日)、松阪市の結婚式場「華王殿」において、『シャープ闘争終結記念パーティー』が開かれました。
 当日は、当事者であるシャープ・ピノイ・ユニティ(SPU)の仲間、そして支えてくれた家族の皆さん、そして子供達も参加し、総勢150名規模の集会となりました。

 参加者は、この1年あまりに渡る厳しい闘いを一糸乱れずに闘い抜き、見事、完全勝利とも言える希望者全員の職場復帰を認めさせる和解を勝ち取った仲間を、全員の拍手で讃えました。皆、満面の笑みを浮かべ、自信に満ちた表情でこの日を迎えられた喜びにあふれています。

e.png

 f.png
 闘争を支えて下さった中谷弁護士が、この闘争の意味について「素晴らしい勝利です。日本で働く外国人労働者は、景気が悪くなると使い捨てされる。辞めさせられる。それを皆さんは見事に闘い抜いて勝利を勝ち取った。たくさんの人が一緒になって闘ったこと、団結の力を見せたこと。これはとても素晴らしいことです。今、日本は非正規の人にとって労働条件をどんどん悪くする方向に向かっている。こうした時期に、契約社員である皆さんが、最後まで諦めずに闘い抜いたことは、実に素晴らしい。組合の指導のもと、まず代表を選び仮処分裁判で勝利を勝ち取り、それを基礎に労働組合が本裁判でも闘う。現場では団体交渉をやり、派遣先から有利になることを引き出し、裁判を有利に持っていく。こうした地道な活動が、会社からの首切り攻撃をはねのけて闘い抜き、見事な勝利を勝ち取ったことを今日は喜び合いたい。そして、この闘争の意義を全国に拡げられれば・・・。」と、お褒めの言葉を頂きました。


goo.png




<Don2 62号より>







スポンサーサイト

シャープ闘争 和解成立

kage

2016/10/25 (Tue)


IMG_2341xz.jpg

                         
 シャープ闘争が和解成立により、終結しました。ご支援ありがとうございました。


 シャープ闘争(37人の組合員に対する指名解雇撤回闘争)が9月20日の派遣会社ジーエルとの和解成立により、全面解決しました。

 和解成立により、シャープ、ミエテック、ジーエルとその子会社の4社を相手に争われていた裁判及びジーエルを相手に争われていた労働委員会の不当労働行為救済申し立てを取り下げ、復職を希望する組合員は全員、仕事に戻って従来通り働けることになりました。

 和解内容は公表できないことになっているため、公表していませんが、毎日新聞や中日新聞で報道され、推測で書かれた部分が多く、事実と異なる記載があったことから、組合の申し出により訂正記事が出されるハプニングもありました。

 和解の直後に本部の大会が開催され概略を報告、大会に引き続きSPUの集会を開催、組合員に詳しい報告を行いました。みんなで和解による闘争終結を喜び合いました。

 応援いただいた仲間のみなさん、ありがとうございました!!

<Don2 61号より>



7.21 SPU本訴裁判、総結集を!!

kage

2016/07/19 (Tue)


7.21  本訴裁判に総結集を!!

――― シャープ・ミエテック・ジーエル ―――


 シャープ三重工場で働くフィリピン人の有期雇用労働者。シャープピノイユニティ(SPU)に結集するフィリピン人への解雇問題は、3月14日付の津地裁の仮処分決定により、代表して提訴した3人の組合員の地位保全を認める勝利決定を勝ち取りました。派遣会社ジーエルに今年3月から一審判決までの賃金支払いを命じました。

IMG_0503x.jpg


会社は、生産量の減少を口実に有期雇用で働かせてきたSPUの組合員らを会社の恣意的な基準で判断し、契約途中で解雇してきました。裁判所は、「解雇としても、有期雇用満了時の雇い止めとしても、合理性が無い」として解雇は無効と判断しました。仮処分の決定により、有期雇用の労働者も継続して働く権利を得たことは、画期的な勝利でもあります。労働組合の活動によって勝ち取った成果です。
 この闘いは、弱者である労働者が、奪われた権利を取り戻す闘いを続け、正義のため、労働者の権利を守るため、労働者の人間としての尊厳を守るための闘いです。
“SPUは、完全勝利を勝ち取るまで闘うぞ!”、 "ユニオンみえは、勝利するまで“闘うぞ!”という意気込みを示すため、解雇されていたSPUの37人の組合員が、4月14日、本訴を申し立ました。

 本訴の第1回目の裁判が、7月21日午後1:30から津地裁で行われます。法廷の傍聴席は50人あり、満席にしたいと思います。
SPUの仲間へ闘うためのパワーを送るために、この機会を逃さず、是非参加してください。



日 時・場 所  7月21日(木)12:40より 津地裁前で30分ほど集会を開催します。
                  13:30より 津地裁 301号法廷 

☆ 裁判終了次第、裁判所近くの津商工会議所でパーティを開催します。あわせてご参加ください!!










~最近のユニオンのたたかいから~ シャープ・SPUの闘い

kage

2016/05/09 (Mon)

 ▼  ジーエル に 仮処分命令 

 派遣会社ジーエルは昨年8月、シャープで働く50人のフィリピン人労働者を解雇してきました。39名が組合員で、そのうち37人が解雇撤回を求めて闘いを続けてきました。37人の組合員は本訴での闘いを準備し、そのうちの3人が代表して昨年10月27日、津地裁に仮処分裁判を申立てました。

 この仮処分裁判の決定がさる3月14日に出ました。津地裁はジーエルが行った解雇を無効と断定し、解雇された労働者の地位を認め、3月分からの賃金の支払いを命じる決定でした。

 解雇された労働者は、1ヶ月や6ヶ月の契約更新で働く有期雇用の弱い立場の労働者でしたが、組合の主張を全面的に認めた組合勝利決定でした。近年、裁判所は地位保全仮処分裁判において、労働者側勝利の命令でも労働者の地位までは認めず、1年とかの期間を限定し8割程度の仮払い賃金の支払いを命じるのが関の山という、労働者にとって厳しい決定が続いています。その中にあって、労働者の地位を認めた上で、賃金の支払いを一審判決日まで月々、減額なしで認めた組合勝利の画期的な決定でした。ただ一つ、解雇された時点に遡っての賃金支払命令とはなりませんでした。
 裁判所はジーエルの解雇しないと経営が成り立たないという主張に対し、「解雇しなければ倒産が避けられないといった高度の必要性まで認められない。」として、解雇の必要性について認めない判断を行いました。
 さらに、会社が解雇回避努力のために行ったとする30万円での希望退職募集は、「非正規雇用とはいえ長期間にわたり反復継続して就労してきた従業員に対して十分ではない。」とし、亀山への配転・出向させることで解雇回避が可能であったとする組合側の主張を認め、亀山に配転・出向も実行しなかったことから、「解雇回避努力を尽くしたとは言えない。」と判断しました。

 また、人選について「合理性も無い。」として、「手続きの相当性を検討するまでもなく、本件解雇は無効である。」と断定しました。組合が主張した組合つぶしを目的にした支配介入の人選であったとの主張については「手続きの相当性を検討するまでもなく」として、判断を避けられたのは少し残念でした。

 解雇された労働者のほとんどが契約期間中の解雇でしたが、解雇として無効との判断とともに、解雇通告が雇止め通告の内容も含まれているという前提で、雇い止め通告も無効との判断でした。期間満了時に更新を期待する合理的な理由があると認められての判断でした。
 
 司法の反動化が進行し、正社員の解雇に対しても地位保全決定が出ないケースが多く、さらに、賃金の仮払いにおいても1年とかの期間が限定されるケースが多い中、非正規雇用労働者の権利を認めた画期的な決定でした。

 この画期的な勝利決定を梃子に、組合は4月14日、ジーエルに加えミエテックの両社を相手に解雇された37人の地位保全、賃金支払を求める本訴を津地裁に起しました。訴額は1億7655万円になりました。
 組合は裁判に並行し、ジーエルに対し、仮処分決定を真摯に受け止め解雇が組合の弱体化を狙った違法な解雇であることを認め、組合員および組合に謝罪し、解雇したすべての組合員の解雇を撤回し仕事にもどすよう、求めています。
さらに、労働委員会に対し、団交拒否問題に加え、指名解雇・協定破棄・組合費チェックオフ拒否全てが不当労働行為として救済申し立てを行い、委員調査が進行しています。

 シャープが台湾資本・ホンハイ精密工業に買収された新たな事態を踏まえ、資本も多国籍・労働者も多国籍化しているシャープも巻き込んでの解決をはかっていきたいと思います。


spumessage.png




<Don2 59号より>

SPU 仮処分裁判、組合側完全勝利!!

kage

2016/03/28 (Mon)

 組合側完全勝利!!


 組合は、この半年の間、様々な支援をいただきながら工場前での就労闘争や松阪駅、社長宅周辺でのデモ行進を何度も行い、一致団結して闘ってきた。

 3月14日、津地裁は、SPUの3人の組合員の地位を認め、会社(ジーエル)に対し、3月より一審判決日までの間の100%の賃金支払を命じる仮処分決定を出した。
 裁判は、昨年8月末、会社がシャープの減産を口実に39人の組合員を指名解雇してきたことに対し、第一段階として3人の組合員が代表して地位保全の仮処分の申立を津地裁に起こしていたものだ。

S1.jpg     S4aa.png
松阪駅前でのデモ行進                    ジーエル前本社兼中川社長の住い


S2aa.jpg→ジーエル本社前   
S12.jpg
                                 シャープ多気工場前
 

 3名は契約期間の途中で解雇されたが、期間途中の解雇に対し、裁判所は、「解雇しなければ倒産が避けられないといった高度の必要性まで認められない」「解雇回避努力を尽くしたとは言えない」とし、さらに人選について「合理性も無い」として、「手続きの相当性について検討するまでもなく、本件解雇は無効である」と判断した。

 また、解雇通告が雇い止めの通告を含むとした上で、契約期間が切れた後についても契約更新を期待する合理的な理由があることを認め、雇い止めに対しても無効と判断した。有期雇用労働者の権利を認めた画期的な決定である。
 

 組合は、3月18日に記者会見を開き、翌日の新聞では下記の通り各紙で報道された。

img153_2016032312532006d.jpg


 勝利決定が出された翌日の3月19日(土)には、松阪ワークセンターにて『SPUシャープ勝利闘争をめざす決起集会&パーティ』が開催され、SPUのメンバーを含む総勢60名が集まり、コミュニティ・ユニオンの岡本さん、全国ユニオン事務局長の関口さん、名古屋ふれあいユニオン執行委員長の浅野さんらがに全国から駆けつけていただき、また、お祝いのメッセージも多数いただいた。
 
S10.jpg



 集会では、広岡書記長から今回の決定の意義と、これからの闘争についての説明があり、SPU代表のMさんから、支援に対するお礼と、勝利を目指し更に闘っていくという決意が述べられた。
 そして、下記の決議文が大きな拍手で採択され、最後に塩田執行委員長が音頭をとり、皆で「団結ガンバロー」を三唱した。

SPU仮決議


 パーティでは、SPUのメンバーが用意した様々な美味しいフィリピン料理に舌鼓を打ち、笑顔と希望あふれるパーティとなった。

                S9.jpg IMG_9421.jpg


 組合は、派遣会社ジーエルに対し、3人の組合員のみならず、解雇した全ての組合員を全員、仕事に戻すよう求めて交渉している。また、解雇された37人の組合員でジーエルおよびミエテック等に対し、近日中に本訴を申し立てる。
 
 引き続き、みなさまからのご支援ご協力をお願いします!!

S7_201603311511333f2.jpg






(再)シャープ闘争の現状 決起集会・パーティ開催!!

kage

2016/03/14 (Mon)


 SPU闘争の現状と、決起集会の開催の案内

本部書記長  広岡 法浄


 昨年8月末にジーエルが37名の組合員を指名解雇して、間もなく半年になろうとしている。

 この間、解雇されたSPUの組合員を中心に、数十人規模でシャープ第2工場前とミエテックの正門前において、10回以上の就労闘争を闘い、さらに、デモ行進を繰り返し、ジーエル本社行動を展開し、3名の組合員を先鋒に仮処分裁判を提訴し、職場では賃上げ実現に向けての闘いを展開するなどの多様な闘いを続けてきた。

 会社が51名の労働者の指名解雇を強行して以降、仕事はほとんど減っておらず、解雇されずに残った労働者は会社から連日、休日出勤を求められ、1ヶ月に100時間以上のハードな時間外労働を強いられ、さらには、現場では日本人の派遣社員が増員されている。解雇の必要など、なかったことが明らかになり、この事実は仮処分裁判でも暴露された。さらに、仮処分裁判の中で、亀山への配転が可能であったにもかかわらず、あえて解雇回避の努力をしなかったこと、人選が恣意的で組合員の指名解雇者が多くなるように基準が設定されており、組合員排除を目的になされていて、指名解雇が不当労働行為にほかならない事も明らかになった。

 この間、仮処分裁判は12月に2回、1月に1回の審尋が行われ、2月4日に最後の審尋期日が入っているが、既に結審したも同然で、2月中には決定が出される見込みとなっている。

 解雇された組合員の多くが、間もなく雇用保険が終わる時期に来ており、本国の家族も含めた生活を維持する必要から、仕事に就きながら闘い続ける組合員が増えてきている。

 3月5日に、組合は闘争6ヶ月の節目の時期に松阪のワークセンターで決起集会とパーティーを準備している。この集会で、仮処分裁判の勝利を報告し、勝利を祝えることを確信している。

 この間の闘争の経過を報告し、さらにシャープ・ミエテックを含む本訴に勝利し最終勝利を勝ち取る勢いづけにしたい。
全国からの仲間の結集を訴えたい。


1、日  時   決起集会  3月5日(土)12時~  3月19日(土)12時~

         団結パーティー    〃   13時~


2、場  所   ワークセンター松阪 (松阪市)
※ 送迎―――近鉄松阪駅に11時半に迎えに行きます。送迎の必要な方は事前の連絡願います。 連絡先059-225-4088ユニオンみえまで


※ 1月25日発行Don2より転載。2月4日の仮処分裁判にて、3月15日までに仮処分決定が出されることになりました。これにともない、3月5日に予定していた決起集会の日程は、上記の通り変更いたします。