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カテゴリ:鈴鹿さくら病院 の記事リスト(エントリー順)

17春闘、ストライキを構えて要求貫徹

kage

2017/07/20 (Thu)




さくら





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病院の不当労働行為に救済命令

kage

2016/05/09 (Mon)

 3月11日、三重県労働委員会にて、鈴鹿さくら病院不当労働行為救済申立事件の最終意見陳述が行われた。

 組合は、病院が溝口事務長をはじめとする6名の非組合員に対し、一人平均毎月30万円の増額支給がされていたことを詳細に立証し、そのことで組合の賃上げ要求や他の改善要求を「金がない」と拒む根拠にしてきたこと、非組合員に組合に入らないように工作してきたことを明確にした。組合員に対する賃金差別に他ならないことを明らかにした。
 さらに、T組合員の証言により、川村院長が「話せる組合を作ったらどうか」と第二組合の設立を勧奨したことは明白であり、組合運営に対する支配介入であることを論証した。
 
 そして、既に最高裁判所の上告棄却決定で確定していることだが、組合の正当な権利であるストライキの実施を妨害するために、病院が津地裁にストライキ禁止の仮処分申立を行ったこと自体が不当労働行為であることを立証した。

 4月14日、三重県労働委員会は、鈴鹿さくら病院不当労働行為救済申立事件に対する「命令書」を交付した。その主文は、以下の通りである。

1 被申立人川村意市が、 平成24年8月20日、 被申立人川村憲一を債権者とし、申立人及び申立人の鈴鹿さくら病院分会を債務者として争議行為禁止の仮処分を津地方裁判所に申し立てたことが、労働組合法第7条第3号に該当する不当労働行為であることを確認する。
2 被申立人医療法人鈴桜会は、本命令書受領の日から-7日以内に、下記内容の文書を申立人に交付するとともに、縦90センチメートル×横60センチメートルの白紙に楷書で明瞭に記載し、被申立入医療法人鈴桜会が経営する鈴鹿さくら病院内の従業員の見やすい場所に、10日間掲示しなければならない。

さくら
(注:年月日は文書を交付又は掲示した日を記載すること。)

3 被申立人らが、非組合員6名に対し、年俸制及び給与規程に基づかない賃金の増額支給等を行ったことに係る申立てを却下する。
4 申立人のその余の申立てを棄却する。

 労働委員会は、最終意見陳述から4ヶ月以内に決定を出すことになっており、1ヶ月余の短期間で出された命令は、不当きわまりないものであった。
 
 スト禁止仮処分申立が憲法違反であることは、病院側の上告が最高裁で棄却されたように明らかであり、労働委員会も認めざるを得なかったが、命令書は「今後このような行為を繰り返さないように留意します」とするのみで、組合に対する謝罪すら命令せず、今後は注意しますレベルで済ましている。
 
 賃金差別については、不正な賃金支出の事実関係をすべて組合の主張通り認定した上で、救済申立の除斥期間(時効)を理由に「判断しない」として、訴えを却下しているが、除斥期間成立の立証義務は病院側にあるが、労働委員会は、診査期間を通じて一度も除斥期間を争点とせず、その立証義務を病院側に課すこともなかったにもかかわらず、何の根拠も示さず、除斥期間1年を過ぎて申立が行われたと断定している。団交や労使協議会の録音を反訳した議事録の存在により、除斥期間が成立していないことを組合が立証することは十分可能であった。
 
 T組合員に対する第二組合設立勧奨についても、その事実を認定した上で、第二組合設立や組合員減少などの実害がないとして却下している。

 このような命令書を容認することは出来ず、今後、弁護団と相談の上、職場闘争を基礎にして、病院の責任を追及して行く予定である。



<Don2 59号より>




7.5 鈴鹿さくら病院裁判闘争の勝利を祝い、           成果を全国に広める集い

kage

2015/07/21 (Tue)

鈴鹿さくら病院裁判闘争
~ ストライキ権の意義が改めて認められた判決 ~



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 7月5日午後1時半から、三重県教育文化会館において『鈴鹿さくら病院裁判闘争の勝利を祝い、成果を全国に広める集い』が、70名の参加のもと盛大に開かれました。
 
 集会には、裁判闘争を先頭に立ってたたかって下さった中谷弁護士・小貫弁護士・馬場弁護士、そして全国から裁判闘争の支援にかけつけてくれた仲間のみなさん。コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク事務局長の岡本さん、同事務局次長の中村さん、全国ユニオン事務局長の関口さんをはじめ、名古屋ふれあいユニオン・静岡ふれあいユニオン・山梨ユニオンなど各労組の仲間たち。中勢地区労センター議長の猪又さん、名古屋労職研の成田さん、ユニオンと連帯する会の近森さん、そして地域で反戦・平和の運動を取り組んでいるユニオンサポートみえの代表世話人・宮西さん等、実に様々な方たちの参加で集会は始まりました。

 いま、全国ではスラップ訴訟といって組合運動をつぶそうと情宣活動やビラ撒き等に対して業務妨害・名誉毀損・営業妨害などをデッチ上げ、民事訴訟を起こした事案が多発しています。裁判所が、こうした訴訟に反動的な判決を下すことが多いのですが、今回の鈴鹿さくら病院の裁判闘争の勝利は、画期的で素晴らしい決定だと思います。営業を営む権利より、憲法に保障された権利であるスト権の方が優先するという当たり前と言ってしまえば当たり前の事が、最高裁の判決で改めて確認されました。

 この判決の決め手となったのは、やはり職場から地道なたたかいを作り出し、分会の団結を強め組織を大きくしてきた分会の皆さんの組織力だと思います。この成果を確認し、労働委員会においても勝利の決定を目指してたたかいましょう。第一部に続き、分会の代表の司会で第二部交流会が行なわれました。集会に参加された方の自己紹介を中心に、懇親会は盛況のうちに終了しました。

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◇ 中谷雄二弁護士の講演より ◇

 
 7月5日、津市で開かれた『鈴鹿さくら病院裁判闘争の勝利を祝い、成果を全国に広める集い』で、中谷雄二弁護士に基調報告を行っていただき、その中で裁判闘争の勝利の意味をわかりやすく説明していただきました。
 中谷弁護士は、スト禁止仮処分決定について、「今までの常識では考えられないことが2つ重なって起こった。」と、話されました。1つは、病院がストライキに対して、スト禁止の仮処分に訴えたこと。もう1つは、裁判所が双方の意見を聞かず、一方的にスト禁止仮処分を決定したことです。「この背景には、司法全体で労働基本権に対する認識の欠如が拡がっており、それがいま日本中で労働争議に対して、街頭宣伝の制限などの仮処分が頻発する状況を作り出している。」と、指摘されました。鈴鹿さくら病院における、スト禁止仮処分決定も、このような流れの中で起きていることに注目するよう話されました。判決はこの流れにクサビを打つものとなった、と指摘されました。

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 裁判では、労働基本権であるストライキ権に対して仮処分で禁止できるのか、について判断されました。まず、ストライキを止める権利について。病院は患者の生命の危険を防止するため、としているが、病院は患者ではないので、直接的にはストライキを止める権利が無いことが認定されました。ストライキを止める権利が無いので、スト禁止の仮処分に訴えること自身が違法であるが、それでも、病院には患者を危険から守る義務があるので、ストライキを禁止する緊急な必要性があったか否かも判断されました。また、手続きの上でも双方からの意見を聞くなどの手続きがとられておらず、いずれの面からも、スト禁止の仮処分を決定する正当な理由がなかったことが判断されました。スト禁止仮処分決定の違法性が厳しく指摘されました。

 一審の津地裁の判決では、病院側の損害賠償金がこの種の裁判では異例ともいえる高額の330万円の支払いを命ずるものになりました。これは、裁判所がスト禁止仮処分裁判決定の違法性を強く指摘したものと言えます。名古屋高裁では、組合本部への支払いの分が一部減額されることになりましたが、組合側の勝利判決の内容は、一層確認されるものとなりました。最高裁では名古屋高裁の判決が維持され、確定判決になりました。 今回の判決では、スト禁止仮処分などの法的手段で、労働基本権であるストライキ権を安易に制限することに対して、厳しく戒める内容になっていることが改めて確認されました。

 中谷弁護士は、鈴鹿さくら病院分会が裁判闘争をたたかう中でも、春闘などで病院に対してストライキを構えてたたかい続けていることを指摘し、労働組合が原則的なたたかいを続けていくことこそが、労働者の生活と権利を守っていく本当の力になることを、改めて強調されました。

 わたしたちは、このたたかいと判決を踏まえて、さらに一層現場でのたたかいに奮闘していく決意です。 





スト権の侵害をめぐっての闘い、組合の完全勝利で高裁判決確定!

kage

2015/05/25 (Mon)

鈴鹿さくら病院
完全勝利!高裁判決確定!!



※クリックで拡大できます。


 2015年5月19日、高裁が上告棄却・上告審不受理を決定し、組合の完全勝利が確定しました!
 
 全国からの応援、ありがとうございました。

 組合側弁護士からは、「最近、スラップ訴訟(威嚇訴訟・恫喝訴訟)の例が増えて来ているが、本件も仮処分を用いたスラップ訴訟の一種である。これに対して、逆に損害賠償請求訴訟を提起し、勝訴したことは、使用者側に安易な仮処分をさせない意味で大いに意義がある。」と、コメントをいただきました。
 
 組合は、5月22日に市政記者クラブにて記者会見を開き、その様子が三重テレビやNHKのニュースでも放映され、上記のように各新聞でも報道されました。

さくら記者会見1


 
 わたしたちはこの勝利を祝い、全国に拡げていくために7月5日(日)13時から三重県教育文化会館・大会議室において報告集会を開催いたします。全国に仲間の皆さんの参加をお願いします!!
 

 鈴鹿さくら病院のたたかいは、これからも団体交渉・労働委員会の場で続いていきます。病院側の不誠実な対応は相変わらずですが、これからも一致団結して闘っていきます!






- 鈴鹿さくら病院 -               控訴審結審、11月27日に判決

kage

2014/10/28 (Tue)

 
 9月9日午前11時30分、名古屋高裁1003号法廷において、鈴鹿さくら病院がストライキ禁止を求める仮処分裁判を起こし、ストライキを不当に止めたことに対する損害賠償請求裁判の第2回控訴審が行われました。今回は、前回(7月3日)裁判長から要請された準備書面の提出を受け、その確認だけで終了、11月27日に判決となる事が伝えられました。時間にしてものの数分、カップ麺が出来上がる程度の時間で終了となりました。
 病院側から、申請のあった証人尋問は却下され、判決内容は津地裁において出された組合側勝利のベースで進められそうです。

 その後、和解に向けて裁判長から話があり、病院側と組合側で話し合いが持たれました。
 

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 和解案について話し合いがもたれている間、全国からこの裁判に注目し、傍聴にかけつけてくれた仲間の皆さんとの交流会が開催され、広岡書記長からこれまでの裁判の経過について報告がありました。
 その後、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークの事務局長の岡本さん(下町ユニオン)、書記次長の中村さん(なにわユニオン)、名古屋ふれあいユニオンの浅野さん、静岡ふれあいユニオンの小沢さん、オールナショナルユニオンの竹下さん、愛知連帯ユニオンの石田さんらから連帯の挨拶を受けました。
 また、和解の話し合いに参加をしていた弁護士さんから、前回、裁判長から要請されていたストライキを中止させたことによって受けた、いわば、無形損害ともいうべき損害の金銭評価の基準があったら出して欲しいという要請に対しては、今まで一度の審尋も無く、ストライキを中止させられた例など皆無であることを書面で提出したことなどの報告を受けました。

  今回の話し合いでは結論が出ず、双方持ち帰って検討することとなりました。裁判の当事者である塩田委員長、坂分会長からも、病院側は今でも懲りずに組合員を病院側の一角に引きずり込もうと、様々な手段を用いて攻撃をしかけてきていることから、判決まで行った方が良いとの決意が表明され、最後まで闘うことが確認されました。
 11月27日午後4時に判決を迎えますが、更に団結して分会・組合一丸となって闘っていく決意です。






11月27日(木) 

14時~   [集会]  桜華会館 八重桜の間
 
     http://www8.ocn.ne.jp/~ouka/_userdata/access.pdf

16時~   [裁判]  名古屋高等裁判所 1003号法廷



全国の闘う仲間の御支援、御協力をお願いします。








☆病院への損害賠償請求、結審へ

kage

2014/02/24 (Mon)

☆病院への損害賠償請求、結審へ
― 鈴鹿さくら病院 ―  
 1月17日。鈴鹿さくら病院に対する損害賠償請求裁判が結審した。判決は2月28日に言い渡されることになった。 裁判当日、津地裁前はいつも通り、30名のユニオンみえの組合員や支援の仲間で賑やかになった。塩田委員長が本日は決心となり、最後の意見陳述をおこなうことを明らかにした。 塩田委員長は病院側が春闘や一時金闘争では「金がない、金がない」と言って組合の要求をことごとく拒否していきているのに、今回不当経理で明らかになったのは事務長の独断的な処置で病院の金が数千万も勝手に使われている。

 とても信じられないことで地味帳をはじめとする経営陣の姿勢を徹底的に追求とその決意を述べた。裁判所前集会では昨年、ユニオンみえの分会として新しく立ち上げた亀山自動車学校分会の戦いの紹介も行われた。 「スト禁止仮処分決定は憲法違反だ」「スト禁止仮処分は認めないぞ」など、シュプレヒコールをあげた後で、皆で法廷に向かった。午前10時半、裁判が開始された。最終意見 でまず組合側の山崎弁護士が簡潔に主張をまとめた。

 病院は患者に危険が及ぶと言っているが、全くその事実がないこと、また組合がスト中の保安要員に協力すると言っているにもかかわらず、病院が拒否しており、病院は仮処分をおこしてまで保全すべきものはなかった。仮処分の申請がそもそも違法なものであった。さらにその結果組合はストライキを止めざるを得ないという大きな損害を被ったことを明確に陳述した。
 

 続いて組合員のHさんさんが発言した。Hさんさんは組合は患者のことを第一に考えて行動しており、やむにやまれず98%スト賛成で組合員は法にのっとり団結して行動していたことを陳述した。続いて塩田委員長が病院の経理が事務長、院長の独断的な判断で行われている事実を示し、裁判所に対して不正常な現状を是正するような判決を示してほしいと切実に訴えた。病院側は何も発言しなかった。 裁判はこの日で結審し、2月28日に判決が言い渡されることになった。裁判所がこの裁判の流れに従って正当な判決を出すことを望むが、判決の日まで気を抜くことはできない。裁判所に多くの組合員や支援者を集めて最後まで注視する必要がある。 ユニオンみえは津地裁の仮処分決定そのものの不当性を争う国賠訴訟を準備している。司法による村議行動への不当な介入を許さないために引き続いて、戦いを継続する。

(ローカルネット 柴田)


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