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トヨタの子会社、ジェイテクトがマタハラ!!

kage

2016/11/30 (Wed)

 
トヨタ子会社、ジェイテクトマタハラ!!


 トヨタの子会社で、本社がミッドランドスクエアにある株式会社ジェイテクト。そのジェイテクトの亀山工場において、マタハラが発生した。2015年10月から勤務しているブラジル人のFさんが妊娠したことを告げると、その2ヶ月半後、会社は「欠勤等勤務状況または勤務態度に問題がある。」と、雇い止め解雇を通告してきた。

 F組合員が妊娠したことを会社に告げたのは6月28日。それから約2ヶ月間余は妊娠によるつわりや体調不良が続き、やむを得ず欠勤・早退しなくてはいけなかった。ようやくつわりも収まり、通常通り働けると思った矢先の9月14日、会社はF組合員に10月31日付での雇い止めを通告してきた。


 通告文書には、下記のように掲載されていた。


<妊娠して有給休暇を取ったことが雇い止めの理由に!!>



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 8月につわりが酷く、有給を取ったこと、すなわち、妊娠したことにかかわる休みを取ったことが理由となっていることが明らかだ。

 F組合員は、当然納得いかず、ユニオンに相談・加入した。組合は、団体交渉を申し入れ、10月13日、津市内で団交が開催され、亀山工場の責任者が5名出席した。

 男女雇用機会均等法第9条3項では、不利益扱いとして、会社が「妊娠をしている状態で通常の勤務ができないとして雇い止めすること」、「期間を定めて雇用される者について次の契約の更新をしないこと」を、違法としている。同法第9条4項では、そもそも、妊娠中の女性の解雇(雇い止め)は、禁止されている。どうしても解雇(雇い止め)をする時は、妊娠が理由でないことを証明しなければならない。組合は、会社が雇い止めするという理由をひとつひとつ確認していった。
 しかし、会社の主張するF組合員の勤怠状況は、妊娠が原因によるものがほとんどで、それ以外は子供の病気や保育所の都合等、育児のためにやむを得ない事情があり、事前に担当者に報告の上、遅刻や欠勤、早退をしてきたことが明らかになった。

 さらに、更新しない理由として挙げられている「有給休暇の取得」は記載ミスだったと主張しはじめた。このような重大な問題を、「ミスであった」では認められるはずがない。しかも、この有休も、妊娠したことに関わり取得したものであり、有給休暇の取得は労働者の当然の権利である。そのことをもって雇い止め通告したという会社の行為は、明白な違法行為だ。また、他の契約社員にも同じような違法行為を繰り返していたという事実も明らかになり、ジェイテクトがどのように労働者を扱っているのかが露呈された。

 F組合員は、自分の給与はどんなに生産量をあげても変わらない。それでも、真夏に工場内が暑くても、体調が悪くても、作業は2人1組で行うため、限界まで立ち仕事を続け、できる限り一生懸命会社のために真面目に仕事をしてきた。にもかかわらず、このような仕打ちを会社から受けたことがあまりにもショックだということを、涙ながらに訴えた。しかし、会社は、F組合員の自己管理の問題であり、やむを得ない事情とは考え難いという主張を覆そうとはしない。

 会社は、団交において数字だけで判断したことを連呼し、妊娠したことが雇い止めの理由ではないことの証明は、結局、全くされなかった。

 組合は、会社に対し、F組合員の雇用継続義務があることから、雇い止めを撤回するまで藤本組合員の賃金を100%支払うよう求め、再度団交を申し入れた。

 しかし、会社は10月27日の第2回目団交においても、雇い止めを覆すことはなく、補償も認めないという一歩も引かない姿勢であり、引き続き不誠実な対応だった。明らかなマタハラにもかかわらず、違法行為を改めず、理由にもならないこじつけの理由で妊娠している女性のクビを切る。F組合員の悲痛な訴えにも全く歩み寄りの姿勢を見せない。
 ジェイテクトは、トヨタの子会社で大企業であるのに、人事の面では極めて低いレベルにあるという判断をせざる得ない。

 また、妊婦に対する保護の問題で、正社員と非正規社員とで差別的待遇がある可能性があるとして、組合が会社に対し兼ねてから正社員の就業規則を提出するよう求めているが、会社は拒否し続けている。
 ジェイテクトの正社員の就業規則には、妊娠による通院には特別休暇が取得できるというものや、規定があるが、期間従業員には認められておらず、母性管理の措置に関わる規定も定められていない。期間従業員に対しては、妊娠による通院自体は認めるが、無給でしかない特別休暇扱いにする等の規定になっておらず、明白な差別がある。
 非正規であろうと正規であろうと、女性の権利に変わりは無い。組合は、労働契約法20条に照らし、是正の上、差別的待遇を無くすよう求めているが、会社は、今件にはかかわりがなく、団交の対象事項ではないとして、正社員の就業規則の提出を拒否し続けている。

 ユニオンは、ジェイテクトのマタハラ体質の不誠実団交を断固許さず、マタハラを無くす闘いを、続けていく。











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★ 当面の行動 ★

kage

2016/11/29 (Tue)

 
  12 月


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◇ 当面の行動 ◇

kage

2016/10/31 (Mon)

 
 11 月


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11.27 『TPPでどうなる?食と暮らし』をテーマに公開講座を開催します。

kage

2016/10/26 (Wed)


ユニオンみえ & ユニオンサポートみえ 共催
『TPPでどうなる?食と暮らし』 講師:鈴木宣弘さん


TPPビラ



組合員の方も、一般の方も大歓迎!
ふるってご参加ください。




名古屋弁護士会・綱紀委員会、原武之弁護士を懲戒相当と議決。

kage

2016/10/25 (Tue)


名古屋弁護士会・綱紀委員会、
原武之弁護士  懲戒相当と議決。


 ユニオンみえ書記長の広岡法浄氏が昨年11月に名古屋弁護士会に同会所属の原武之弁護士の懲戒を求めていた件で、本年8月25日、同会・綱紀委員会第2部会が原武之弁護士が2012年12月に組合つぶしをはかる干渉行為を行ったことに対し、労組法7条に違反する支配介入行為と事実認定し、「会社のおかれた状況や関係者らの言動・態様を十分に参酌しても、弁護士職務基本規定1条、5条に違反し、弁護士法56条1項に該当する弁護士の品位を失わせるものと認められる。」として、「懲戒委員会に事案の審査を求めることを相当とする。」と議決した。同部会はこの議決を9月23日、懲戒を申し立てた広岡氏に通知した。

 原武之弁護士はユニオンのホームページなどにバナー広告を出して経営者にユニオン対策を売り込み、ユニオンみえや名古屋ふれあいユニオン、岐阜一般などが会社に組合加入を通告し、団交を申し入れると会社側の弁護士として登場し、露骨な支配介入行為を指南するのみならず、自ら先頭に立って違法な組合つぶしの行動を行ってきた。目に余るものであった。最近では伊賀市のI社の代理人として、会社側の人間を一切出席させず、団交拒否・不誠実団交を繰り返している。

 原武之弁護士の目に余る行為をこれ以上野放しにできないと、広岡氏が個人の立場で原弁護士の懲戒を名古屋弁護士会に申し立てていた。申し立てからおよそ10ヶ月、ようやく、議決が出された。

 原武之弁護士の非行は多々あるが、確実な証拠を出せる事案はそう多くない。広岡氏が申し立てた事案は、原武之弁護士がユニオンみえの職場組織(ユニット)を、組織の要になっていた3人の組合員に3000万円ないし5000万円の金を支払う代わりに解散させたもので、原武之弁護士が自筆で書いた脱退用紙に27名の組合員の署名をさせ、署名した脱退用紙を原弁護士のところに持ってこさせ、原弁護士の弁護士事務所からユニオンみえにFAXし、さらに自ら組合事務所を訪れて広岡書記長に集めた脱退用紙とユニットの解散届けを手渡そうとした。あからさまな不当労働行為であった。脱退届けの筆跡が別件で取った原弁護士の筆跡と瓜二つで原弁護士の自筆であることが明らかになり、さらに、介入を受けて脱退届けを集めた張本人が裏取引した際の和解文書を組合に提出し、原弁護士が行った行為を陳述書に書いて提出したことが決定打となり、この度の議決となった。

 原武之弁護士はじめ、弁護士が違法な組合つぶしを行わないよう、名古屋弁護士会が本議決に基づき、原武之弁護士に対し長期の業務停止以上の懲戒を行うことを期待する。


<Don2 61号より>



第28回 CUNN全国交流集会 in 広島 へ行ってきました!

kage

2016/10/25 (Tue)


広島タイトル

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 『 第28回 コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク交流会に参加して 』


 私たちフィリピン人労働者は、SPUの37名の組合員への違法な解雇に対して、正義のために闘い始めてから現在まで、あきらめずに闘いを続けたことで円満解決に至りました。私たちの闘いは、決して、一人の闘いで勝ち取ったものではなく、ユニオンみえをはじめ、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークに結集している組合員の皆さんのサポートにより、大きな力で闘いを続けたことで勝利を得ることができました。この場を借りて皆さんに感謝します。どうもありがとうございました。

 違法な解雇をされた37名のフィリピン人労働者の中から、代表として3名が先に仮処分裁判を起こし、圧倒的な勝利を得たときに、SPUのメンバー皆の心に大きな希望が芽生え、強い意志で本訴での勝利を目指して、闘いに臨んできました。

 私たちは、この闘いを経て、労働者の権利を知り、正義のために勝利するまで闘うことができました。労働者として、組合員としての権利を求める闘いは、最も大事な闘いではありませんか。その権利のために闘ったことで、私たちは大きな希望を得て、一人一人の小さな力を結集してあきらめずに闘ったことで、未来への道が開かれることを学びました。

 私たちは、この闘いに臨んだことで、本当の互いの気持ちを知ることができ、互いの権利の理解を高めることもできて、一つの心で闘ったことが一番印象に残りました。

 コミュニティ・ユニオン全国ネットワークに加入している組合員の皆さん、日本で働いているフィリピン人労働者を代表して感謝します。どうもありがとうございました。
(SPUメンバー R & J)


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 2016年10月1日(土)~2日(日)広島の地において開催されました。

 私自身、泊まり込みでの参加は初めてのことで、緊張はありましたが、終始、和やかな雰囲気で交流することができました。

 第1日は、全国70労組320人が集結し、集会が開会してユニオンみえからは広岡書記長がシャープ(SPU)の闘争経過報告を笑いを交えて話されました。このシャープ(SPU)の問題は、全国の労組も関心があり、裁判にも勝ち、全面解決に大きな拍手を浴びました。その後、レセプションが行われる中、他県のユニオンの1人が近づいてきて、「ユニオンみえはすごいなぁ。見習います。」と言われ、少し鼻が高くなった気分になりました。 

 第2日目は、各分科会に分かれて勉強会。第一分科会から第十二分科会まであり、私は第十分科会の自由討論の場『安倍とTPP』に参加。
 私は、TPPはニュース、新聞紙上等で関税撤廃位しか知らず、無知の状態でしたが少し勉強した事を報告します。TPP(環太平洋経済連携協定)とは、協定署名している国は12カ国(日本・ベトナム・シンガポール・ブルネイ・マレーシア・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・アメリカ・メキシコ・ペルー・チリ)の国々です。この6割の国が手を挙げると実行されますが、政府与党は次の臨時国会で審議し、TPP国会承認を得ようとしています。安保法制のように強行採決されれば、農産物の関税撤廃のみならずすべてが自由化になり、外国の資本が入り込み、農業・医療・食の安全・雇用・教育・公共事業など、金儲け主義になり日本経済が崩壊して大打撃を受ける。貧富の差が広がりかねない。だから今声をあげ、承認を遅らせ、今一度冷静に考える時間が必要ではないかと思います。

 命と暮らしと未来を守るために、TPPは違憲と考え一人一人が声を上げなければと思い、報告と致します。

 今回、全国交流会に参加させて頂き、ありがとうございました。感謝!!
(ローカルネット M)


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 今年の10月1日~2日にわたって広島で開催された、第28回コミニュティ・ユニオン全国交流集会 in 広島に参加してきました。 私は昨年の刈谷大会が初めてで、今回は2度目の参加になります。

 当日はあいにくの小雨模様でしたが、大きな会場に全国のユニオンの代表者や組合員などが集まる様子はなかなか壮観でした。

 記念講演では広島電鉄での非正規社員の正社員化についての話を聞きましたが、広島電鉄はユニオン・ショップ制をとっており管理職以外の社員の大部分は労働組合に加入しており、経営側も組合に理解を示しているとのことで、労働者の権利を強化するためにはやはり職場での組合員拡大がひとつの課題になると思いました。

 夜の歓迎レセプションでは、他のユニオンの方と話をするようにしました。私は鈴鹿英数学院という学習塾で働いていますが、今回の広島大会では全国の学習塾で働く労働者のための労働ネットワーク『学習塾労働者・全国ネットワーク』構想のチラシを会場で配布してもらい、夜のレセプションでは各地のユニオンの方と学習塾の労働問題についての意見を交換しました。塾の学生アルバイトから時折相談があるけれども、組合加入までにはつながらないようです。学習塾の社員の方からの相談はほとんどないと言っていました。学習塾で働く人の労働問題の認知とその改善をどのように進めていくのか、今後の課題として残りました。

 2日目の分科会では、長時間労働をなくすための法的実践的取組みをテーマとする分科会に参加し、鈴鹿英数学院における組合の取り組みと改善事例を説明しました。今回の大会では、他のユニオンの方との交流や、いろいろな意見を聞くことができ、有意義な時間を過ごすことができました。

 来年は福岡で開催されるようですが、ぜひ来年も参加したいと思います。
(EISUユニット S)


<Don2 61号より>